信長の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 04:56 UTC 版)
帰蝶(きちょう) 声 - 水樹奈々 信長の正室。斉藤道三の娘。本来の信長とはうまくいっていなかったが、サブローにはベタ惚れする。優しく穏やかな性格で誰からも慕われている。サブローに深い愛情を抱くがゆえに、戦の際に所在不明となっていることを知らされた時は、食事も睡眠も取らずに弱っていった。【ドラマ版での設定】 普段はおしとやかに振舞っているが、それは本来の信長に指示されたからで、実は気が強い性格。そのため当初はサブローと口論になることが多い。サブローが織田家中に馴染んだころには、本来の性格で振る舞うようになっている。 お市(おいち) 声 - 悠木碧 信長の妹。幼いころからサブローによくなついている。容姿は皆が認めるほど美しいが、お転婆で落ち着きがない。渋りつつも織田家のために浅井長政に嫁ぎ、三姉妹を産む。嫁ぎ先の浅井家が織田軍に滅ぼされる際に、織田家に身柄を移された。夫の死後でも信長を慕う態度は変わらず、サブローを兄以上に思っている節が見られる。このことからサブローからブラコンと評されている。長政よりもサブローの方が好き。サブローからは「おいっちゃん」と呼ばれる。【ドラマ版での設定】 恒興とは幼馴染みの間柄。 茶々(ちゃちゃ) 信長の姪。お市の長女。見た目も性格もお市にそっくりで、サブローも「ミニチュア版おいっちゃん」と言うほど似ている。だが、眉は長政と同じく凛々しい。 初(はつ) 信長の姪。お市の次女。茶々とは違い、いつも寝ている。目が長政に似ている。 江(ごう) 信長の姪。お市の三女。広いおでこが長政に似ている。 織田信秀(おだ のぶひで) 尾張の大名。信長、信行、長益、市たちの父親。生来病弱だった信長を心配していたが、入れ替わったサブローの健康ぶりやおかしな言動を息子の成長として捉え、大いに喜んだ。【ドラマ版での設定】 史実および原作(病死)とは違い、伝次郎(後の秀吉)に致命傷を負わされる。死ぬ間際、信長(サブロー)を後継者に指名した。 織田信行(おだ のぶゆき) 声 - 内山昂輝 信長の弟。病弱であった兄の人望の厚さは認めていた。信長がサブローに入れ替わり、うつけと呼ばれるようになったことや、外部から兄への対抗意識を煽られたため、織田家を継ぐ存在として自分の方がふさわしいと考えるようになり、織田家の権力を狙うようになった。しかしその企みはことごとく失敗し、最後は腹心であった柴田勝家にすら見限られ、サブローと手を結ぶことを拒み切腹した。 織田長益(おだ ながます) 信長の弟で、お市の同い年の兄。風流を好む性格で文化人としての素養が高いが、欲しい物があると直にサブローにねだる。発言の感じは悪いが、鋭い面も見せている。
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