作品の特徴、傾向
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 18:59 UTC 版)
主人公の年齢は幼稚園児から老人まで多岐にわたるが、学業や仕事そのものよりも、学友(または同僚)・家族・関係者とのやり取りや、日常生活の描写に重点を置いている(ただし、主人公が社会人の場合は、仕事の描写は若干増える)。 コマにもよるが、背景の書き込みは比較的あっさり目である。次のコマで背景が急に描かれなくなる、同じ場面に居た筈の人物が一部省略される、という場面がままある。人物は、ややデフォルメ気味に描かれ、特に初期の作品では、頬の部分が大きく外側に膨れる輪郭をした人物が何割か存在した(2010年代後半以降でも、時々この輪郭になっている)。殆どの作品で、主要人物のうちの1人ないし数人は、縦に細長い(瞼も含めると、アルファベットのT字に近い)瞳で描かれている。 台詞をあまり入れず、絵だけで見せる手法をしばしば用いる。例えば、『らいか・デイズ』で来華と竹田しか登場しない場面で、この手法が用いられることが多い。なお、駆け出しの頃は、必ずしもいい評価を得られなかったと『だんなぼん』で記している。 主人公及び一部の主要人物の、父親または母親の正面顔がはっきり描かれない。連載作品では、殆どがこのケースに該当する。 主人公または主要人物の一部が、常人を凌駕する身体能力を持っている場合が多い。 時事ネタを扱うケースは少ないが、2010年代中ごろより、昭和がらみのネタをしばしば盛り込むようになった。 こだわりがあるのか、小学校の体育の場面では、女子の体操服にブルマーを採用し続けている。なお、幼稚園や高校では時代に合わせてハーフパンツとなっている。 殆どの作品で、入浴シーンが最低1回は描写されている(長期連載化している『らいか・デイズ』では年に1 - 2回ほど)。性質上、若い女性陣が対象になることが多いが、中年・老人や男性陣が対象になることも時々ある。
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