伊都の昴【イトノスバル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5150号 |
登録年月日 | 1996年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊都の昴 よみ:イトノスバル |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 8月 23日 | |
品種登録者の名称 | 満生昌一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字雷山1401-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 満生昌一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「イナズマ」に「清姫」を交配して得られた実生の中から選抜,育成されたものであり,花色は黄白で,一輪仕立ての切花向きのやや大輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立て法は一輪仕立て,開花時の草丈は中である。茎の太さは 6.0~ 7.9㎜,色は緑,強さ及び縦じわは中,稲妻型屈曲は無,節間長は20~29㎜である。葉身長は75~99mm,葉幅は50~74㎜,基部の形は平,先端部分の形は鋭尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度は中,葉裂片縁部の重なりは平行する,表面及び裏面の色は緑,厚さは中,全体の角度は立つ,葉身の巻き方は平である。たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは110~149㎜,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は200~399,管状花数は100~199,管状花の全長は5.0~5.9mmである。花弁の形は管弁1,先端の形は丸い,外花弁の反り方は内曲,花弁の長さは 70~89㎜,幅は 2.0~4.9㎜,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート3301),外花弁の角度は上向,花たくの形は平らなドーム状,総ほうの大きさは30~39㎜,総ほう部から花頂部までの高さは40~49㎜,花首の長さは40~59㎜である。季咲きの開花期は秋で,育成地(福岡県前原市)における自然開花期は9月中~下旬である。 「イナズマ」と比較して,外花弁の表面及び裏面の色が黄白(JHS カラーチャート3301)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に育成者のほ場(福岡県前原市)において,「イナズマ」に「清姫」を交配して得られた実生から選抜,育成されたものであり,以後,特性の調査を継続し,4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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