伊都の望【イトノノゾミ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7412号 |
登録年月日 | 1999年 9月 6日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊都の望 よみ:イトノノゾミ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 9月 7日 | |
品種登録者の名称 | 満生昌一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字雷山1401-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 満生昌一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「イナズマ」に「清里」を交配して育成されたものであり,花は黄白色のかなり大輪で,切花向きの品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは中,色は緑,強さは中,中空の程度は無,摘心後の分枝性,側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや短,葉幅及び葉の縦横比は中,葉柄の長さは長,一次欠刻はやや深,表面及び裏面の色は中,毛じの多少は少,光沢度は弱,厚さ及び硬さは中,葉柄の着生角度は水平,たく葉の有無は殆どの葉に付着,形は深裂せず及び2深裂,大きさは小,分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大,厚みは高,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数はやや多である。管状花数はやや多,分布は集中,長さはやや小である。花弁の形は管弁Ⅰ,先端の形は丸い,花弁の長さはやや大,幅はかなり狭,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701),舌状花表面の色の分布状態は均一,外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と同色,花たくの形は平らなドーム状,大きさは中,総ほうの大きさはやや小,花首の太さは中,長さは短,生態分類型は秋ギク,開花の早晩性は中である。 「イナズマ」と比較して,葉柄の長さが長いこと,たく葉が殆どの葉に付着すること,外花弁の表面の色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に育成者のほ場(福岡県前原市)において,「イナズマ」に「清里」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「白イナズマ」であった。 |
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