伊都の里【イトノサト】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9671号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊都の里 よみ:イトノサト |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 1月 18日 | |
品種登録者の名称 | 満生昌一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字雷山1401-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 満生昌一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「伊都の望」に「イナズマ」を交配して育成されたものであり、花は浅緑黄色の大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さは中、色は緑、強さは中、中空の程度は極小、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや短、葉幅及び葉の縦横比は中、一次欠刻はやや深、欠刻底部の形は中間、表面及び裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は中、厚さは薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無である。花の大きさは大、厚みは高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形は管弁Ⅰ、先端の形は丸い、外花弁の反り方は内曲、花弁の長さはやや大、幅は狭、外花弁の表面及び裏面の色は浅緑黄(JHS カラーチャート2904)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはかなり小、花首の太さはやや太、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は中である。「伊都の望」と比較して、たく葉が殆ど無いこと、外花弁の反り方が内曲であること、外花弁の表面の色が浅緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に育成者のほ場(福岡県前原市)において、「伊都の望」に「イナズマ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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