伊都の光【ｲﾄﾉﾋｶﾘ】（草花類）
 | 登録番号 | 第13002号 |
| 登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | 伊都の光 よみ：ｲﾄﾉﾋｶﾘ | |
| 品種登録の有効期限 | 20 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 2005年 3月 23日 | |
| 品種登録者の名称 | 満生昌一 | |
| 品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字雷山１４０１番地の１ | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 満生昌一 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は、「伊都の昴」に「鼓声」を交配して育成されたものであり、花は明黄色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は赤紫、強さはやや強、中空の程度はかなり小、摘心後の分枝性はやや少、側らいの発生程度及び節間長は中である。葉身長はやや短、葉幅はやや狭、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや短、葉の先端部分の形は尖、一次欠刻はやや深、表面の色は濃、裏面の色はやや濃、毛じの多少は中、光沢度は弱、厚さは薄、硬さはやや軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は２深裂、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや高、舌状花の重ねは５列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さは極小である。花弁の形は管弁Ⅰ及び管弁Ⅱ、先端の形は尖る、花弁の長さはかなり大、幅はかなり狭、外花弁の表面及び裏面の色は明黄（JHS カラーチャート2506）、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花たくの形は平らなドーム状、大きさは中、総ほうの大きさは小、花首の太さはやや細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「伊都の昴」及び「イナズマ」と比較して、茎の色が赤紫であること、花弁の色が明黄であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は、平成７年に育成者のほ場（福岡県前原市）において、「伊都の昴」に「鼓声」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 | ||
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