付加記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/14 11:18 UTC 版)
「シェーンフリース記号」の記事における「付加記号」の解説
更に、図形が鏡映面を持つ場合は、その位置に応じて以下の付加記号が用いられる。 h(英: horizontal) - 水平(主回転軸に垂直) 主回転軸に垂直な平面について鏡映対称である。 v(英: vertical) - 垂直(主回転軸に平行) 主回転軸を通る鏡映面を持つ(回転対称性よりこの鏡映面はn個ある)。 d(英: diagonal) - 対角的(主回転軸に平行) 主記号がDで主回転軸を通る鏡映面を持ち、主回転軸に垂直な鏡映面を持たないとき、鏡映面は隣り合う2本のC2軸の2等分線と主回転軸を通るので、添え字dが用いられる。vが用いられることもある。 但し、正多面体型の対称性に対しては、付加記号の選び方が若干変則的になる。 主記号がTの場合2本のD2軸を通る鏡映面を持つ場合、Thと表記される。 2本のC3軸を通る鏡映面を持つ場合、Tdと表記される。 主記号がOの場合2本のD4軸を通る鏡映面を持つ場合、Ohと表記される。 主記号がI の場合2本のD5軸を通る鏡映面を持つ場合(これに垂直な回転軸はD2軸であり、主回転軸とは呼べないが)、Ihと表記される。
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付加記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 02:07 UTC 版)
「ウェールズ語の正書法」の記事における「付加記号」の解説
ウェールズ語は数多くの付加記号を使う。 サーカムフレックス (ˆ) は長母音を示すために使われる。したがって、â, ê, î, ô, û, ŵ, ŷは常に長母音である。しかしながら、全ての長母音にサーカムフレックスが付いている訳ではなく、サーカムフレックスが付いていない字母a, e, i, o, u, w, yは必ずしも短母音を表わしている訳ではない。 グレイヴ・アクセント (`) は、大抵他言語から借用された単語で、長母音が通常予想されうる時に短母音を示すために使われる。例えば、pas /pɑːs/(咳)、pàs /pas/(許可証、リフト); mwg /muːɡ/(煙)、 mẁg /mʊɡ/(マグ)など。 アキュート・アクセント (´) は、多音節単語において強勢のある最終音節を印すために使われることがある。したがって、gwacáu(空にする)やdicléin(下落)といった単語は最終音節に強勢がある。しかしながら、最終音節に強勢がある全ての多音節単語がアキュート・アクセントを持つ訳ではない。例えば、Cymraeg(ウェールズの~)はアクセントなしで書かれる。アキュート・アクセントは、記号なしでは渡り音が予想されるかもしれない場所で、字母wが母音を表わすことを示すためにも使われるかもしれない。例えば、"男らしい" という意味のgẃraidd /ˈɡʊ.raið/(2音節)と、"根" を意味するgwraidd /ˈɡʷraið/(1音節)の対比が挙げられる。 同様に、トレマ (¨) は、2つの隣接する母音が(二重母音ではなく)別々に発音されるべきであることを示すために使われる。しかしながら、トレマは、字母iが 連結 /ij/(後ろには常に母音が続く)を表わすために使われていることを示すためにも使われる。例えば、copïo(写す)は [*/ˈkɔp.jɔ/](コピョ)ではなく /kɔ.ˈpi.jɔ/(コピヨ)と発音される。 グレイヴ・アクセントとアキュート・アクセントは特に形式張らない書面では省略されることが非常に多く、比較的程度は低いがトレマにも同じことがあてはまる。しかしながら、サーカムフレックスは大抵含められる。発音区別符号付きの母音は照合目的のための固有の字母とは見なされない。
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