付加縮合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:16 UTC 版)
付加縮合(ふかしゅくごう、英: addition condensation)がある。付加反応と縮合反応の両方が繰り返される重合反応は付加重合と呼ぶ。代表的な重合体を次に示す。 フェノール樹脂(ベークライト) フェノール樹脂の合成はフェノールへのホルムアルデヒドの付加反応で始まる。付加生成物のヒドロキシメチル基とフェノールは縮合反応をし、その縮合生成物へとホルムアルデヒドは付加反応する。これが繰り返されてフェノール樹脂は重合される。 尿素樹脂(ユリア樹脂) メラミン樹脂 これらの樹脂は形成後の熱処理により付加縮合が進行し、架橋構造が形成されて硬化する特徴を利用されることが多い。
※この「付加縮合」の解説は、「重合反応」の解説の一部です。
「付加縮合」を含む「重合反応」の記事については、「重合反応」の概要を参照ください。
付加縮合と同じ種類の言葉
- 付加縮合のページへのリンク