他の言語での同様の表現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 18:12 UTC 版)
これらの変種のほとんどは、通常小文字で書かれる。 mdr: エスペラント版。"multe da ridoj"(英語に直訳すると"lot of laughs")の頭文字から。 mdr: フランス語版。"mort de rire"(英語に直訳すると"died of laughter")の頭文字から。ただし、多くのフランス人は"LOL"も使用している。 חחח/ההה: ヘブライ語版。ח という文字は'kh'と、 ה は 'h' と発音する。これらを繋げると(通常は3つ以上連続)、笑い声の"khakhakha"や"hahaha"となる(ヘブライ語の母音は一般には書かれない)。 555: タイ語版。タイ語の"5"は"ha"と発音し、3つ繋げると"hahaha"になる。 asg: スウェーデン語版。「激しい笑い」を意味するasgarvの略語。 g: デンマーク語版。「笑い」(laughing)を意味するgrinerの頭文字。 rs: ブラジルでは、動詞の「笑う」(laugh)の意味のrisosの頭文字"rs"が文字ベースのコミュニケーションで使用される。"rsrsrsrsrs"のように繰り返した場合は長い笑いや激しい笑いを意味する。また、笑い声をそのまま表現した"kkk"(通常は長く繰り返す)も良く使われる (笑): 日本語版。「かっこわらい」または「わら」と読む。省略形として w が使用され、w を複数続けて書くのが一般的である。 mkm: アフガニスタン版。ダリー語の"ma khanda mikonom"(「私は笑っている」(I am laughing.)の意)の頭文字。 哈哈哈/呵呵呵: 中国語版。大笑([tɑ̂.ɕiɑ̂ʊ])も使用されるが、インターネットにおいてもっと広く使われているのは、笑い声を表現した"哈哈哈"(ha ha ha、[xɑ́.xɑ́.xɑ́])や"呵呵呵"(hē hē hē、[xɤ́.xɤ́.xɤ́])である。 ههههه: アラビア語版。アラビア文字で「ハ」または「ヘ」と読む"هـ"を繰り返した物。"هـ" はラテンアルファベットの"H"と等価である。文字数は不定。 ㅋㅋ ("kk")/ㅎㅎ ("hh"): 韓国語版。ㅋは"k"の音を、ㅎは"h"の音を表す字母であり、どちらもそれらを複数繋げて笑い声を表す。母音も合わせて書いた場合は하하 "haha" 호호, "hoho"のようになる。 ha3: マレーシアにおけるLOLの変種。haを3回繰り返してhahahaと読むという意味。 jajajá: スペイン語版。スペイン語で"j"は /x/ と発音する。 jejeje: フィリピンで"hehehe"を表すのに用いられる。フィリピンの諸言語で"j"は /h/ と発音する(これはスペイン語の /x/ から派生したものである)。その起源はSMS言語(英語版)に遡ることができる。ジェジェモン(英語版)として知られているフィリピンの若者のサブカルチャーで広く使用されている。 kkkkkk: アフリカの角で話されているソマリ語、アムハラ語やその他のアフロ・アジア語族において、"k"の繰り返しがLOLの意味で使用される。 wkwkwk: インドネシア語版。 インターネットや電子メールが使用される以前より、モールス符号で笑い声を表現するときは"HIHI"と打鍵した。モールス符号では「.... .. .... ..」(短点が4つ・2つ・4つ・2つ)となり、この音がくすくす笑いを表現するものと考えられていた。
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