他のシステムを利用したサイマル配信・放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 13:11 UTC 版)
「radiko」の記事における「他のシステムを利用したサイマル配信・放送」の解説
サイマル配信・放送以外の番組配信・放送手段については「ポッドキャスト」、「インターネットラジオ」を参照 radikoの試験配信開始時点においても、他のシステムを利用したサイマル配信やサイマル放送が既に行われている。 ラジオNIKKEIでは携帯電話・PHS向けに市況情報や競馬中継も含めた全番組を配信する有料サービスも実施している。 南海放送ラジオでは、2010年12月18日から、全国のローカル局としては初めてインターネットラジオ(映像付きIPラジオ同時配信(ウィットチャンネル))の実験放送を行っていたが、2015年3月末にネット配信を終了。愛媛県内の一部のCATV局は引き続き配信している(同局の番組表より)2019年10月22日は同局のワンセグ2サービスでラジオの同時放送を行っている。 TOKYO FMはミュージックバードのSPACE DiVAで、J-WAVE等のJFL加盟局、FMヨコハマ、FM COCOLOはUSENのSOUND PLANETで、ラジオNIKKEIはSPACE DiVA(第1放送第2放送共に)とSOUND PLANET(第1放送のみ)の両方で、いずれも受信契約が必要となるが、サイマル放送を行っている。 ケーブルテレビ最大手のジュピターテレコム(J:COM)は、2011年秋から大阪市内の一部エリアを対象に、データ放送の音声送信機能を利用したコミュニティチャンネルによるMBSラジオの再送信の実証実験を実施。2012年4月23日からは、大阪府・兵庫県・京都府・和歌山県のJ:COMエリア全域で、コミュニティチャンネル(12チャンネル)のデータ放送を利用した全日無料再送信を本格的に開始した。2014年11月時点では関東地区(TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送)、福岡県(RKB・KBC)でも実施している。 インターネットテレビ局のAbemaTVはラジオ専門チャンネル「AbemaRADIO」を2017年12月1日に開設、オリジナル番組の他にJ-WAVEや文化放送、コミュニティFM局の渋谷のラジオなどで放送されている番組を全国向けにサイマル配信または時差ネット配信を行っている。 番組個別で地域制限なくサイマル配信を行っている事例もあり、過去に『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)や『BATTLE TALK RADIO アクセス』(TBSラジオ)の一部時期などで実施され、現在でも『荻上チキ・Session-22』(TBSラジオ)で実施されている。これらの特徴として、権利上の問題から音楽やCMをカットした状態で配信されることがある。この点を逆手にとって、『Monday Bookmark』(BSSラジオ、Ustream使用)ではカットした部分をトークでつないでおり、本放送では聞けないトークを聞く事が出来た。 災害時の対応として、必要な情報を提供する手段の一環として、既存の動画サイトを利用したサイマル配信を行ったり、独自のサイマル配信を行う事例がある(具体的事例は「東日本大震災における放送関連の動き」を参照)。
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