仕組みとパフォーマンスとは? わかりやすく解説

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仕組みとパフォーマンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 21:59 UTC 版)

Rosetta」の記事における「仕組みとパフォーマンス」の解説

どの程度サイズバイナリコード変換されるかは動的に変化するキャッシュメモリ同じよう概念で、必要なプログラムコード任意の容量読み込んだ上でx86コード変換するため、逐一命令変換するエミュレータとはいささか趣を異にする)。アプリケーションコード全体インテルコード変換してから実行する機能はない。ユニバーサルバイナリ対応のソフトでは自動的にインテルコード実行されるRosetta環境下で実行されるPowerPCバイナリx86コードへと変換されユーザ側からCPU種別意識することなくアプリケーション実行できる。ただし、前述動作方法ゆえに速度低下避けられず、シングルコアG5より高速と言われるIntel Core Duoで同クロックのG4の5080%以下の速度になる(メモリ容量周辺ハードウェア違い左右されるため一概に言えない)といわれている。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}当初RosettaG3互換環境とされていたが、実際にAltiVec対応したG4互換環境として出荷された。G5ネイティブコードについては最後までサポートされなかった。[要出典] Rosetta利用した場合、たとえ最新Core i7でも、PowerPC時代Power Mac比べて性能それほど伸びないPowerPCアプリケーションのほぼ全てエンディアンビッグエンディアン揃えていて、それをIntelシステム上で動くコード置き換えるとき、リトルエンディアンへのバイトスワップとアライメント調整を行うコード大量に出力してしまうのが最大原因と言われている。[要出典]メモリ読み書きCPUにとって基本的な機能であり、そこに足かせつけられてしまうのはアプリケーション性能重大な影響与えてしまう。逆を言えばバイトスワップが発生しないバイトオーダーの処理がメインアプリケーションでは非常に優れたパフォーマンス発揮し得る。しかしそのようなソフトウエア少なく例え画像処理など基本的にバイトオーダー処理するソフトウエアでもワードアクセスした後バンドル処理を行うといったチューニング施されているため、Rosettaの上動かそうとすると裏目に出る結果となる。 なお、RosettaClassic環境サポートせず、スクリーンセーバシステム環境設定など、非アプリケーションバイナリ実行できないPowerPCコードx86コード混在しプロセスも処理できず、アプリケーションソフトウェアPowerPC対応プラグイン使用するには、アプリケーション全体Rosetta起動しなくてはならない(なお、DashboardウィジェットダイナミックHTMLベースであるため、CPU違い影響受けない)。この点はMixed Mode Managerにより68kコードPowerPCコード混在しプロセスを処理可能としていたMac OSコード変換機構異なり注意が必要である。

※この「仕組みとパフォーマンス」の解説は、「Rosetta」の解説の一部です。
「仕組みとパフォーマンス」を含む「Rosetta」の記事については、「Rosetta」の概要を参照ください。

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