京都ハート研究とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 京都ハート研究の意味・解説 

京都ハート研究(KHS,京都府立医科大学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:01 UTC 版)

ディオバン事件」の記事における「京都ハート研究(KHS京都府立医科大学)」の解説

日本人冠動脈疾患脳血管障害末梢動脈閉塞疾患1つ上の心血管リスク因子有する患者3,031例(31施設)を対象に、現行治療バルサルタン群(V群。漸増投与。ARB/ACE阻害薬を除く降圧療法追加可)と非ARB群(S群。降圧薬増量可、ARB/ACE阻害薬を除く降圧療法追加可)に振り分けPROBE法にて3.27年(中央値追跡調査した主要評価項目心血イベント脳血管イベントその他の血管イベント等新規発症または悪化であった血圧推移は(ベースライン時→試験終了時)、V群:157/88→133/76mmHg、S群:157/88mmHg→ 133/76mmHgと両群に違い見られなかったが、主要評価項目はV群:83例(5.5%)、S群:155例(10.2%):HR 0.55;95%CI 0.42~0.72,p=0.00001でV群で有意低下した主要評価項目の内、両群で有意差付いた項目は脳卒中/一過性脳虚血発作25vs 46例:HR 0.55;95%CI 0.34~0.89,p=0.01488),狭心症22vs 44例:HR 0.51;95%CI 0.31-0.86,p=0.01058)であり、急性心筋梗塞心不全解離性大動脈瘤下肢動脈閉塞透析への移行または血漿Cr濃度倍増の他、全死亡心血管死では差は付かなかった。

※この「京都ハート研究(KHS,京都府立医科大学)」の解説は、「ディオバン事件」の解説の一部です。
「京都ハート研究(KHS,京都府立医科大学)」を含む「ディオバン事件」の記事については、「ディオバン事件」の概要を参照ください。


京都ハート研究

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:01 UTC 版)

ディオバン事件」の記事における「京都ハート研究」の解説

JHS同時にKHSについても同様の疑念提示された。京都府立医科大学調査結果バルサルタン効果が出るように解析データセット、特に複合イベント発生数一部血圧値についてデータ操作なされていた事、カルテ調査結果用いた解析からバルサルタン論文結論誤っている可能性が高い事等が明らかにされた。京都府立医科大学附属病院から登録され223症例について調査しただけでも、主要評価項目に関して 有→無 の改竄10例、無→有 の改竄24例で、V群のイベントが5例減少、S群のイベント19増加していた。改竄前のデータ用いて解析した処、有意差認められなくなった

※この「京都ハート研究」の解説は、「ディオバン事件」の解説の一部です。
「京都ハート研究」を含む「ディオバン事件」の記事については、「ディオバン事件」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「京都ハート研究」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「京都ハート研究」の関連用語

京都ハート研究のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



京都ハート研究のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのディオバン事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS