五箇伝(ごかでん)
五箇伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/16 01:46 UTC 版)
五箇伝(ごかでん)は、日本における日本刀の五大刀工流派のこと。令制国の大和国・山城国・備前国・相模国・美濃国を発祥とし、それぞれ大和伝、山城伝、備前伝、相州伝、美濃伝という。これ以外の小さな流派は脇物といった。これらを系統づけたのは、代々足利将軍家に使えた研師で、豊臣秀吉以後は刀の鑑定も務めた本阿弥家であり、最終的に本阿弥光遜がまとめ上げた。確認できる五箇伝の刀工数は、備前4005、美濃1269、大和1025、山城847、相州438であった[1]。
- ^ 歴史人編集部 2020, pp. 64–65.
- ^ 歴史人編集部 2020, pp. 66–67.
- ^ a b c d e 五箇伝(五ヵ伝、五ヶ伝) 名古屋刀剣博物館「刀剣ワールド」
- ^ 歴史人編集部 2020, pp. 68–69.
- ^ 歴史人編集部 2020, pp. 70–71.
- ^ 歴史人編集部 2020, pp. 72–73.
- ^ 歴史人編集部 2020, pp. 74–75.
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