歴史と主な刀派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 04:22 UTC 版)
日本刀は、慶長以前を古刀期、以降を新刀期に分けられる。また、刀工の流派(刀派)で記載するのが一般的である。五箇伝(ごかでん)と呼ばれる5大刀工流派があり、令制国の大和国・山城国・備前国・相模国・美濃国を発祥とし、それぞれ大和伝、山城伝、備前伝、相州伝、美濃伝といい、さらにそれぞれの流派が小分類されている。これらを系統づけたのは、代々足利将軍家に使えた研師で、豊臣秀吉以後は刀の鑑定も務めた本阿弥家であり、最終的に本阿弥光遜がまとめ上げた。五箇伝の刀工数は、備前4005、美濃1269、大和1025、山城847、相州438であった。ここでは、五箇伝のうちの主な刀派と国宝、重要文化財に指定されている代表的な刀匠を中心に記載する。
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