五十川駅とは? わかりやすく解説

五十川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 15:05 UTC 版)

五十川駅
駅出入口(2022年9月)
いらがわ
Iragawa
あつみ温泉 (5.9 km)
(4.4 km) 小波渡
所在地 山形県鶴岡市五十川
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 羽越本線
キロ程 115.7 km(新津起点)
電報略号 ラカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
24人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1923年大正12年)3月18日[1]
備考 無人駅
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五十川駅(いらがわえき)は、山形県鶴岡市五十川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線である。

歴史

駅構造

新五十川トンネル

島式ホーム1面2線を有する地上駅である。

酒田駅管理の無人駅である。以前は駅舎や跨線橋があったが撤去され、駅舎跡付近にホームと直結した地下通路入口が設けられている。ホーム行地下通路入口鶴岡側には、旧ホームの一部が残っている。ホーム上には待合室が設置されている。

1977年(昭和52年)の複線化の際に線路が若干山側に移設され、このとき駅の東側に新五十川トンネルができた。新五十川トンネルは内部が半分に仕切られ、海側の半分を鉄道(羽越本線)用、山側の半分を道路(車道)用として供用されている鉄道道路併用トンネルである[5]。なお、このトンネルは上り線専用で、下り線はトンネル横の地上を走行する。

かつては鶴岡方上り線側に田川炭鉱(1960年〈昭和35年〉閉山)への専用線があった。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 羽越本線 下り 鶴岡酒田秋田方面[6]
2 上り 村上新津方面[6]

利用状況

「鶴岡市統計書」によると、2004年度(平成16年度)- 2009年度(平成21年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

1日平均乗車人員推移
年度 一般 定期 合計 出典
2004年(平成16年) 7 36 43 [7]
2005年(平成17年) 6 32 39
2006年(平成18年) 5 35 41
2007年(平成19年) 6 33 39
2008年(平成20年) 6 27 33
2009年(平成21年) 5 19 24

駅周辺

バス路線

駅からやや西側の国道7号上に庄内交通「五十川駅前」バス停がある。

なお、駅前の民家の前にあるバス停は温海地域集合タクシーのもので、平日のみ運行。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
羽越本線
あつみ温泉駅 - 五十川駅 - 小波渡駅

脚注

  1. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、561頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c 山形県の鉄道輸送” (pdf). 山形県鉄道利用・整備強化促進期成同盟会. 山形県. pp. 53-54 (2024年6月). 2024年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月8日閲覧。
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第198号」『官報』1972年9月1日。
  4. ^ 「通報 ●芸備線坂根駅ほか24駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月1日、7面。
  5. ^ 井上孝司 (2024年6月26日). “なんでこんなところに作った? 風変わりな駅や構造物を見る”. トラベル Watch. インプレス. 2025年8月3日閲覧。
  6. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(五十川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月22日閲覧。
  7. ^ 11.運輸・通信” (PDF). 平成22年版 鶴岡市の統計書. 鶴岡市. p. 111 (2011年8月). 2019年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月25日閲覧。

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