平木田駅とは? わかりやすく解説

平木田駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 10:52 UTC 版)

平木田駅
駅舎(2021年9月)
ひらきだ
Hirakida
中条 (5.6 km)
(3.3 km) 坂町
所在地 新潟県胎内市平木田1605
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 羽越本線
キロ程 44.7 km(新津起点)
新潟から46.0 km
電報略号 ヒキ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1914年大正3年)11月1日[1]
備考 無人駅乗車駅証明書発行機 有)
テンプレートを表示

平木田駅(ひらきだえき)は、新潟県胎内市平木田にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線である。

歴史

駅構造

単式ホーム2面2線を有する地上駅である。駅舎(東側)と両ホームは跨線橋で連絡している。以前は中線(旧2番線)も存在したが、撤去され停留所となった。

村上駅管理の無人駅となっているが、駅および駅周辺の美化活動を行うボランティアとしてJR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[4]。駅舎内は待合室の機能のみ有する。トイレ、自動販売機、公衆電話などがある。自動券売機はなくなり、乗車駅証明書発券機に変わっている。Suicaなどの交通系ICカードには対応していない[5]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 羽越本線 上り 新発田新潟方面[6]
2 下り 村上酒田方面[6]

駅周辺

  • 平木田駅前郵便局
  • 乙寶寺(おっぽうじ、車で約10分)
    国の重要文化財「三重塔」があり、乙まんじゅう(きのとまんじゅう)が有名。
  • 韋駄天山遺跡(徒歩約10分)
    国の重要文化財で、奥山荘城館遺跡のひとつ。鎌倉御家人の三浦和田氏の古墳墓がある。山といっても戦後の区画整理で斜面が削られてしまい高さは15メートルほどしかないため、丘と呼ぶほうが実情に近い。
  • 韋駄天神社(徒歩約5分)
    ふもとには韋駄天神社が建てられているが、別に韋駄天を祀っているわけではなく神社の歴史も浅い。

バス路線

当駅は胎内市ほぼ全域をカバーする予約制のりあい自動車「のれんす号」の「乙エリア」に含まれている[7]

また、季節限定で土・日・祝のみ運行する無料観光周遊バス「くるっと胎内」のバス停が当駅前にある[8]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
羽越本線
快速
通過
普通
中条駅 - 平木田駅 - 坂町駅

脚注

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、559頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第198号」『官報』1972年9月1日。
  3. ^ 「通報 ●芸備線坂根駅ほか24駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月1日、7面。
  4. ^ a b 「名誉駅長」の配置について』(pdf)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年4月27日。オリジナルの2013年1月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20130117165933/http://jrniigata.co.jp/press/20120427meiyoekityou.pdf2014年10月25日閲覧 
  5. ^ Suica新潟エリア - JR東日本. 2020年4月25日閲覧.
  6. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(平木田駅)”. 東日本旅客鉄道. 2025年4月13日閲覧。
  7. ^ 予約制のりあい自動車「のれんす号」”. 胎内市. 2019年12月30日閲覧。
  8. ^ 無料観光周遊バス「くるっと胎内」”. 胎内市観光協会. 2022年5月21日閲覧。[リンク切れ]

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「平木田駅」の関連用語

平木田駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



平木田駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの平木田駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS