事故による廃車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:35 UTC 版)
「南海7000系電車」の記事における「事故による廃車」の解説
7101F(7102 - 7852) 1996年3月15日に下り区間急行として運用中に忠岡駅付近の踏切で立ち往生していた自動車と衝突し脱線。6両組成(当時は編成組み換えで7103Fに組み込み)のうち大きく損傷した和歌山市側2両(7102 - 7852)が廃車となった。損傷の少なかった4両(7103F)は、中間に封じ込められていた7104を運転可能な状態に復元し4両組成で復帰した。7103Fは2代目1000系による置き換えが完了するまで運行された。 7161F(7161 - 7889) 2000年7月8日に住ノ江検車区内で暴走し制御不能となり、車止めに乗り上げ脱線した。4両組成のうち難波側2両(7161 - 7889)が損傷し翌年の2001年に廃車となり、残存車2両 (7890 - 7162) は本系列の7123F (7123 - 7951) の2両固定編成車を難波方に併結して4両編成で運用され、2005年のダイヤ改正以降は上記のワンマン編成 (7167Fもしくは7187F) を組み込んで6両編成となる場合もあり、普通から急行まで充当されていた。2012年4月のダイヤ改正前には自由席特急にも充当された。この変則編成 (7123 - 7951 - 7890 - 7162) は2015年12月9日付で廃車された。 7185F(全車) 2017年10月22日に、同年発生した台風21号の影響で樽井駅 - 尾崎駅間の男里川橋梁の線路が陥没。橋梁に差し掛かろうとした当編成(下り普通車)が安全確認の下で橋梁を渡りきったが、通過の際に一時的に脱線し床下を破損したため運転中止となった。この時期は7100系の置き換えが進んでいたため、修復を施すことなく4両全車が翌年の2018年2月付で廃車された。
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