製造後の動向と廃車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/27 01:03 UTC 版)
「名古屋市交通局の半鋼製単車」の記事における「製造後の動向と廃車」の解説
太平洋戦争中、152・166・177の3両が戦災被害を受けた。そのうち166は戦後復旧したが、152と177の2両は復旧せず1949年(昭和24年)に正式に廃車となった。また事故による廃車も多数あり、1951年(昭和26年)までに合計8両が廃車となっている。1952年(昭和27年)には集電装置がトロリーポールからビューゲルに交換された。 それ以降も満足な定期検査を行わなかったため毎年数両ずつ老朽化により廃車されていった。そして、1956年(昭和31年)11月に13両が廃車され、12月に残る7両も書類上花電車に改造され、市電の半鋼製単車は消滅した。 なお、各車両の廃車日は以下の通りである。 1949年(昭和24年)9月28日 : 4両 - 152・167・177・183 1950年(昭和25年)8月14日 : 4両 - 151・160・169・188 1951年(昭和26年)10月18日 : 2両 - 168・176 1953年(昭和28年)12月1日 : 8両 - 154・156・163・166・193-195・202 1954年(昭和29年)10月6日 : 8両 - 155・159・170・171・182・185・195・199 1955年(昭和30年)5月17日 : 8両 - 153・157・161・172・178・189・197・200 1956年(昭和31年)11月25日 : 13両 - 158・162・164・165・179・180・181・190・196・198・201・203・204 1956年(昭和31年)12月18日(花電車への改造日) : 7両 - 173・174・184・186・187・191・192
※この「製造後の動向と廃車」の解説は、「名古屋市交通局の半鋼製単車」の解説の一部です。
「製造後の動向と廃車」を含む「名古屋市交通局の半鋼製単車」の記事については、「名古屋市交通局の半鋼製単車」の概要を参照ください。
- 製造後の動向と廃車のページへのリンク