製造当初の内装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 06:46 UTC 版)
「京阪9000系電車」の記事における「製造当初の内装」の解説
座席の配置は、車体中央を境として集団離反向きの固定クロスシートを設置したうえで、ドア付近の一部はロングシートを配置した、セミクロスシートとされた。クロスシートの座席は、ノルウェーのエクネス社製が採用された。中央扉の両脇と各車両に設けられた車椅子スペースの横には補助椅子も設置された。なお、ロングシートとクロスシートとの境目に半透明のスクリーンが設けられていたが、これは窓側クロスシートの乗客とロングシートの乗客の視線が合わないようにしていたためである。 また、登場当初は、車内ドア上部に、7200系と同様に、蛍光表示管に文字を表示させてその下部に停車駅をLED式ランプで点灯させる路線図式の案内表示器が設置されていた。しかし、この表示器は、機器の老朽化に加えて中之島線への対応が煩雑になることから、2005年3月の9005Fを皮切りとして2007年9月までに、列車種別・行先、次の停車駅、お知らせなどを表示するLED式の表示器に交換されている。なお、2006年2月以降、2008年10月15日まで車内広告はジャック広告が採用されていた(現在は、3000系 (2代)の車内広告がジャック広告となっている)。
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