高松琴平電鉄志度線列車正面衝突事故
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「日本の鉄道事故 (1950年から1999年)」の記事における「高松琴平電鉄志度線列車正面衝突事故」の解説
1976年(昭和51年)8月1日 午前10時20分ごろ 高松琴平電鉄志度線の今橋駅付近にある向良横踏切(高松市松島町)で上下2両編成の電車が時速約30 kmで正面衝突した。当日は日曜日で海水浴に向かう家族連れら約450名が乗車しており、重傷者17名を含む負傷者224名を出す事故となった。なお、事故車両(上下いずれも1000形)は運転台が潰れたため廃車になったが、同社にとって有責事故による廃車は唯一である。 事故は志度線が全線単線であり、上下電車が今橋駅で交換するダイヤだったにもかかわらず、下り電車の運転士が失念。赤信号を無視して出発した人為的ミスだった。また当時志度線にATSは設置されていなかった。
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