高松港頭地区総合整備事業(愛称:サンポート高松)
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「高松市の再開発」の記事における「高松港頭地区総合整備事業(愛称:サンポート高松)」の解説
詳細は「サンポート高松」を参照 サンポート高松の愛称で知られるこの事業は、バブル経済期に香川県と高松市が主体となり、同最大の再開発事業として計画された。これは「瀬戸大橋開通による宇高連絡船の廃止で失われた高松港の拠点性の再興、国際化、情報化に対応した新都心づくり」を目的としている。計画以後バブル崩壊による資金難などで計画の縮小を重ねたが、2001年(平成13年)5月13日から一部供用が開始された。 2004年(平成16年)3月30日には核となる商業施設である「高松シンボルタワー」が開業した。しかし、県外企業の誘致に失敗し、県内企業の進出を促した結果、その大半が市中心部のテナントビルからの移転となった為、中心部のビル空室率が高い数字となってしまい、その将来性が危ぶまれている。また、一部の市民や議会議員からは「ムダな公共事業」と非難が噴出している。既存市街地の空室率の高さに対する対策や、用地の半分近くを占める空き地の利用など課題は多いものの、商業系店鋪の売り上げは好調である。 残る北側の空白部分については民間から開発するべく募集をかけているが2011年11月現在応募は1社もない。
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