エンディングノート
英語:ending note
自分が死んだ場合や、病気に罹り意思疎通が困難になった場合などを想定して、あらかじめ親族などへの要望や指示、あるいは自分史などを書き留めておく文書のこと。
エンディングノートでは、自分の葬儀で望む方式や、財産分与に関する言及、残されたペットの処置などのような事柄について書かれる。遺族などに対応方針を伝える手段として利用される。ただし、遺言とは異なり、法的効力を持たない。
2011年にはエンディングノートを題材にした映画が公開されている。また、りそな銀行が2012年6月にエンディングノートの信託サービスをはじめた。
関連サイト:
ハートトラスト「心の信託」の取扱開始について - 株式会社りそな銀行2012年6月19日
じぜんしじ‐しょ【事前指示書】
事前指示書
事前指示書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:20 UTC 版)
「生命維持治療に関する医師の指示書」の記事における「事前指示書」の解説
事前指示書(リビング・ウィル)とは、将来の医療緊急時に個人が自分の希望を医療チームと共有することを可能にする法的文書である。 この文書では、医療チームに協力してもらいたい後見人(「代理人」とも呼ばれる)を指定することで、そのようにしている。 18歳以上の判断力のある(competent)個人が事前指示書に記入することができる。 事前指示書では、医療危機の際にどのような治療を希望するかを記載することができるが、これは医療命令ではない。事前指示書は、医療システムを横断してアクセスできないという意味でポータブルなものではないため、常にこの書式を手元に置いておくことは個人の責任である。このため、場所を特定するのが難しく、必要なときには解釈が必要になることがあるため、課題が生じることがある。事前指示書は健康な個人によって記入されるため、この書式は「リビング・ウィル」とみなされる。
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事前指示書と同じ種類の言葉
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