九州新幹線全通後の「有明」と終焉
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「有明 (列車)」の記事における「九州新幹線全通後の「有明」と終焉」の解説
2011年(平成23年)3月12日:九州新幹線全線開通によるダイヤ改正により以下のように変更[信頼性要検証]。「有明」は通勤通学対応や、新幹線の運行時間の兼ね合いから、6号が長洲発吉塚行きに、(博多駅 → 吉塚駅間は普通列車)、1・3・4・5号が博多駅 - 長洲駅間、2・7号が博多駅 - 熊本駅間の運転となり、計下り4本・上り3本の運行で存続。 使用車両は、787系6両編成(DXグリーン席連結)が下り2本・上り1本(1・4・5号)、783系4両編成(旧「にちりん」編成)が1往復(2・7号)、783系8両編成1往復(3・6号。3号は旧「にちりん」編成を2本連結、6号は「みどり」+「ハウステンボス」編成)が1往復となる。 8月5日:筑後川花火大会向けとして博多駅 - 久留米駅間に臨時「有明」が6往復運行されたが、このうち1往復に485系を充当した。「有明」への485系充当は17年ぶり。 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正に伴い3号は4両編成(旧「にちりん」編成1本のみ)に減車。 2014年(平成26年)3月15日:ダイヤ改正により以下のように変更。2・5号を廃止し、7号を長洲駅終着に短縮。長洲駅発着下り3本・上り2本の運転となる。従来の4・6・7号は2・4・5号に変更。またダイヤの見直しを実施。これにより長洲駅 - 熊本駅間から定期運行の優等列車がなくなる。 2・5号を787系7両編成での運転とする。 2015年(平成27年)8月5日:筑後川花火大会終了後の観客輸送対策として、久留米駅 - 博多駅間で1本(有明84号)、久留米駅 - 門司港駅間で1本(有明82号)が運行された。 2016年(平成28年)4月15日:平成28年熊本地震の前震による九州新幹線不通の救済として、特急料金不要の臨時特急(愛称なし)が運行された。翌日以降も運行される予定であったが、16日未明に起きた本震によって運転を見合わせた。 2017年(平成29年)3月4日:ダイヤ改正に伴い4号は「みどり」編成のみでの運転となる。「ハウステンボス」編成は佐賀駅始発の「かもめ104号」に変更し、鳥栖駅 → 吉塚駅間は「有明4号・かもめ104号」として併結運転(「かもめ104号」は平日のみ運転)となる。 2018年(平成30年)3月17日:ダイヤ改正に伴い以下のように変更。「有明」上下5本のうち、上り2号を除く4本を廃止。従来の「有明2号」は大牟田駅始発に変更の上、号数表記を廃止して「有明」として存続(平日のみ運転)。車両は787系7両編成を用いるため、783系は再度「有明」から撤退、「かもめ」との併結も終了。これにより大牟田駅 - 長洲駅間から定期運行の優等列車がなくなるほか、熊本県内で運行される定期運行の在来線優等列車は気動車のみとなる。 なお従来の「有明4号・かもめ104号」は8両とも「かもめ104号」となり、引き続き佐賀発吉塚行き(平日のみ運転、博多駅 → 吉塚駅間普通列車)で運行される。 2019年(平成31年)1月3日:熊本県熊本地方で発生した最大震度6弱の地震の影響による、九州新幹線の終日運転見合わせの救済として臨時特急が運行された。 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正に伴い廃止。代替として大牟田発鳥栖行きの快速列車を運転(平日のみ)、鳥栖駅で博多行特急「かもめ102号」に接続する。
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