九州の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 08:50 UTC 版)
櫛田そえ(くしだ そえ) 演 - 木村佳乃 九州の「蔵野炭坑」の経営者の未亡人。 亡き夫が大事にしていた炭坑の売却を考えるなか、あさから買収を名乗り出る旨の手紙が届く。後日、あさと対面し、彼女の考えや人柄を気に入り売却を決意する。その際に、これから女性が社会に出る世の中になると予見し、あさを応援する。 宮部源吉(みやべ げんきち) 演 - 梶原善 炭坑の支配人。初めて九州にやって来たあさと亀助を「蔵野炭坑」まで案内する。 日和見主義で、強気に出る坑夫に対しては言い返せずにいる。 大阪に来た際は洋装で、あさの辣腕ぶりを話す。 治郎作(じろさく) 演 - 山崎銀之丞 炭坑夫の親分。女である上に炭坑について無知なあさに当初は非協力的な態度を見せる。 炭坑を知り坑夫に歩み寄ろうと奮闘する彼女の様子を観察し、拳銃を見た際には仕方なく働く気持ちに変わる。しかしあさと宮部の相撲対決では無意識に彼女を応援し、最終的に勝利した彼女を信頼し協力する。 夜中に見かけた人影を疑い炭坑に入った際に落盤事故に巻き込まれるが、側道に逃げ込み命拾いする。 カズ 演 - 富田靖子 治郎作の妻。坑夫の妻仲間とともに、家事をこなしながら、自身も炭坑に入り夫を支え働く。 出会った当初からあさに親切に接し、炭坑の事情を教える。 福太郎(ふくたろう) 演 - 北原雅樹 炭坑夫の納屋頭。 伊作(いさく) 演 - 中山義紘 若手炭坑夫。 紀作(きさく) 演 - 平田理 炭坑夫。 サトシ / 松造(まつぞう) 演 - 長塚圭史(少年時代:久保憲生) 炭坑夫の納屋頭。様々な現場を渡り歩いた末に蔵野炭坑にやってきた。大阪の人間が嫌いだと言い、炭坑にやって来たあさを冷たい目で見たり、炭坑の仕組みの改革案にも最後まで反対する。 やがて、加野屋から暖簾分け後に倒産し失踪した元大番頭の息子・松造だと判明する。父を見捨てたと加野屋を恨み、炭坑から手を引かせようと手下の坑夫たちを使い落盤事故を起こすが、正吉の話を聞いてわだかまりが解け、警察に出頭する。
※この「九州の人々」の解説は、「あさが来た」の解説の一部です。
「九州の人々」を含む「あさが来た」の記事については、「あさが来た」の概要を参照ください。
- 九州の人々のページへのリンク