乗用車・軽貨物車用ホイール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 18:11 UTC 版)
「アルミホイール」の記事における「乗用車・軽貨物車用ホイール」の解説
市販乗用車用のアルミホイールは、主にドレスアップを目的として購入される製品である。同一車種でも下位~普及価格帯のグレードでは「スチールホイール+ホイールキャップ(カバー)」が標準仕様となるものが、上位グレードでは「大径アルミホイール+ロープロファイルタイヤ」の組み合わせとなる場合も多い。標準仕様のほか、ディーラーオプションとしてデザインやサイズを変えて多数用意されることは珍しくない。 機能を重視するスポーツカーでの採用だけでなく、軽自動車をはじめ一般に広く普及しており、自動車用品店ではアフターマーケットパーツとして、様々なデザインのものが数多く発売されている。かつてよりスポーツカーユーザー向けの軽量ホイールは存在していたが、近年では燃費性能の向上のため軽量ホイールを採用する車種が増えており、アフターマーケットではブリヂストンのECOFORMEシリーズなど軽量化による性能向上を謳うホイールも登場しているほか、冬季に融雪剤を散布する寒冷地・積雪地向けとして、特に対腐食性に重きを置いているアルミホイールも存在する。 一般的な自動車でスチールホイールからアルミホイールに履き替える場合、自動車検査証上の用途が「乗用」でない車両(貨物・特種・幼児専用)の場合、車両総重量が3,500 kgを超えるか、最大積載量が500 kgを超える貨物自動車等は「トラック及びバス用軽合金製ディスクホイールの技術基準に適合したホイール(JWL-T規格)」が必要とされており、購入対象のアルミホイールが貨物自動車等に使用できるものかを確認する必要がある。それら以外の場合はJWL-T刻印のものが必要である。平成26年2月の保安基準改正までは、貨物車等は一律JWL-Tが必要であったが、上記の通り緩和された。
※この「乗用車・軽貨物車用ホイール」の解説は、「アルミホイール」の解説の一部です。
「乗用車・軽貨物車用ホイール」を含む「アルミホイール」の記事については、「アルミホイール」の概要を参照ください。
- 乗用車軽貨物車用ホイールのページへのリンク