市販乗用車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 06:50 UTC 版)
「運動エネルギー回生システム」の記事における「市販乗用車」の解説
スズキは、減速時のエネルギーを車内の電気機器を動作させるための電力として回生させる「ENE-CHARGE」と呼ばれるシステムを開発した。これは2012年に五代目ワゴンRに初めて搭載された。 マツダは減速時に回生を行いキャパシタに蓄電するi-ELOOPを開発。2012年11月に三代目アテンザに初めて搭載された。 ホンダは上記マツダのi-ELOOPでも使用されている日本ケミコン社製の電気二重層キャパシタ「DLCAP」を用いる回生蓄電アイドリングストップ機構「キャパシタ電源アイドリングストップシステム」を、三代目フィットのガソリン車に搭載した。 フェラーリは、F1で使用されるKERSの技術を応用した「HY-KERS」を開発。2013年にはHY-KERSを搭載する同社初のハイブリッド車、ラ フェラーリを発表した。 マクラーレンは、2013年にフェラーリと同じくF1由来のIPAS(インスタント・パワー・アシスト・システム)を搭載する、P1を発表した。 ボルボは、2013年に機械式フライホイールを使用する「フライホイールKERS」を発表。最大25%の燃費改善効果があるとし、市販車への搭載を予定している。
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