主要な大道芸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 07:42 UTC 版)
これらのパフォーマンスは、大道芸として演じられることが多いということであって、大道芸そのものという訳ではない。ジャグリングなどは人に見せない趣味としても成立するし、これらの芸がサーカスなど別の場で演じられることもある。 ジャグリング:玉や棍棒などをアクロバティックに操る芸。非常に愛好者が多く、また芸人も数多い。 クラウン:一般的にはピエロとも呼ばれる。道化に扮し、コミカルなメイクと演技で笑いを取る芸。パントマイムやバルーンもこなす芸人が多い。 パントマイム:体ひとつで、現実には存在しない器物をその場にあるかのように演技する芸。通常声を出さずに演技する。また、他の動物やロボット・糸操り人形(マリオネット)等になりきる事もある。 アクロバット:高度な体の動きを駆使して複雑なポーズや運動を見せる芸。 バルーン:細長いチューブ型の風船を使用し、様々なものを作る芸。 舞踏:舞踏家、または舞踏家の集団が独特の舞を舞う。金粉ショウ等で一部大道芸フェスティバルに定着。 ウォーキングアクト:特殊な服装や化粧をして無言で歩き回ったり、まったく動かず彫像のように振る舞う。托鉢僧や着ぐるみに似ているが大道芸として行われる場合はかなり奇抜な格好が多い。stilt(西洋竹馬)に乗って行われる芸も、ここに含まれる。 スタチュー:メイクや仮装をして、スタチュー(彫像)になりきる大道芸。人のリアクションに合わせて動くことも有る。 香具師芸:芸は人集めの手段。啖呵口上が中心であり、目的は芸を見た(聴いた)人へ何らかの商品を売ることが目的。啖呵売。 コントーション:演者が自分の体を極度に曲げたり捻じったりする芸。 その他、音楽芸、ペン回し、ワンマンバンド、マジック(奇術)、猿まわし、南京玉すだれ、蝦蟇(ガマ)の油売り、チンドン屋、人間ポンプ、手話など、種類は非常に多い。
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