主な雑誌と内容とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 主な雑誌と内容の意味・解説 

主な雑誌と内容

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:42 UTC 版)

カストリ雑誌」の記事における「主な雑誌と内容」の解説

カストリ雑誌ブーム1946昭和21) - 1949年昭和24年)頃と言われる昭和初期刊行されていたエロ・グロ雑誌グロテスク』(1928 - 1931年梅原北明)などのスタイル継承している面がある復員進んだ1949年頃には凄惨な戦争体験の手記も掲載されるようになった著名な文化人といえども生活苦だった当時は、カストリ雑誌小説挿絵寄せていた。作家では永井荷風江戸川乱歩菊池寛谷崎潤一郎林芙美子らがいる。画家東郷青児は『女性』の表紙描いた。 『赤と黒』(1946年9月創刊)。後に『人間復興』。 『猟奇』(1946年10月 - 1947年)は、第2号に「H大佐夫人」を掲載し1947年昭和22年)にわいせつ物頒布罪戦後第一といわれる摘発受けた今日よく知られるりべらる』(創刊号1945年12月発売1946年1月号。1953年3月まで刊行)は20部を売り上げ、これに触発され雑誌創刊相次いだといわれる数年続いたため、語源3号でつぶれる)からすればカストリ雑誌とは言えないが、戦後まもなく創刊され当時の世相をよく表しているため、カストリ雑誌同様のものとして論じることが多い。後にSM雑誌転向した奇譚クラブ』(1947 - 1975年)、『夫婦生活』(1949 - 1955年)、吉行淳之介編集者務めていた『別冊モダン日本』(1950 - 1951年)なども同様である。 さらに後の『あまとりあ』(1951 - 1955年)、『裏窓』(1956 - 1965年)なども、その内容から代表的なカストリ雑誌系譜と言われている。 『千一夜』『ロマンス』『犯罪読物』『だんらん』など。

※この「主な雑誌と内容」の解説は、「カストリ雑誌」の解説の一部です。
「主な雑誌と内容」を含む「カストリ雑誌」の記事については、「カストリ雑誌」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「主な雑誌と内容」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「主な雑誌と内容」の関連用語

主な雑誌と内容のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



主な雑誌と内容のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのカストリ雑誌 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS