主な種族・生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 08:44 UTC 版)
「ネバーランドのリンゴ」の記事における「主な種族・生物」の解説
猫妖精(ブーカ)直立した猫の姿をした、小柄な種族。戦闘と狩猟の神の末裔。イメージは童話『長靴をはいた猫』に近い。主人公ティルトはこれにあたる。ブーカの肉は一部種族には美味らしく、ティルトがシチューの具にされてしまう場面もある。 エルク(「ネバーランドのカボチャ男」ではエルフ)尖った大きな耳を持つ人間に似た種族。他のファンタジーにおけるエルフに近い。運命と占いの神の末裔。ヒロインのエスメレーほか、様々なエルクが登場し、勢力が強いことを伺わせる。過去にブーカがエルクに求婚した例があり、一応この2種族間の結婚は可能らしい。 ヌー実在のモグラに近い生物だが、サイズはポケットに収まる程度。ティルトに同行する一匹の他には登場せず、ヌーというのが種族名なのか個体名なのかは不明。 ノーム他のファンタジーにおけるノームに近い。鍛冶と農業の神の末裔。商人や職人としてよく登場する。 トロール没落した太古の巨神族の末裔。他の妖精に比べて原始的な生活をしているか、傭兵をしている者が多いようだ。 ゴブリン地下や海底などに住む妖精。このシリーズでは由来は書かれていないが、同じ林友彦の『ウルフヘッドの冒険』シリーズではエルフ(ブーカ、エルク、ノーム)の祖先神と敵対する神々の末裔とされている。「ニフルハイムのユリ」の敵ボスであるメレアガントなどがいる。 バンシー女性の姿をした精霊。霧を見通す黄色水晶を持つという。 クリープ由来不明の半獣半妖精の種族。小柄(ティルトの荷物に入れる)で綿毛に覆われている以外、挿絵がないので容姿の特徴は不明。舌でなめる事で傷を癒す能力がある。卵生。 プルーグネバーランドの土着ではなく、サクソン人が兵力として連れて来た種族。ブーカに似ているが、背に蝙蝠の様な翼があって飛行できる。好戦的な性格の者が多い。 土竜(もぐら)この世界ではブーカを一呑みにできるほど巨大なトドに似た獣。蚊饅頭という、蚊と小麦粉を練って作った饅頭が好物。 人間この島の王とされるアーサーは人間だが、永い眠りに就いている。しばしば登場する魔道士や魔女の中には「わしゃ人間だ」と発言している者がいる。一般人としての人間がどれほどいるのかは不明。 グールー妖精版の吸血鬼とでも言うべき存在。グールーに噛まれて死んだ妖精はグールーになる。温暖な地域では自然に腐って滅びるが、寒冷地では夜毎増えていく。聖水や魔法の緋絹に弱い。
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