主な神々と精霊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 16:21 UTC 版)
アハティ (Ahti) - 深海の神。漁の守護者。 アヤッタラ (Ajattara) - 森の悪い精霊 アッカ (Akka) - 老婦人の精霊。ウッコの相棒でもある。 アンテロ・ヴィプネン (Antero Vipunen) - 死んだ巨人。深い知識と魔法の保護者。 ヒイシ (Hiisi) - 元来「神聖な木立」を意味する悪魔。時々ゴブリンを意味する事もある。元来ヒイシは悪魔でもゴブリンでもなく、フィンランドの最も古い神の1人という事もできる。 イルマリネン (Ilmarinen) - セッポ・イルマリネン (Seppo Ilmarinen) とも言われる。偉大な鍛冶屋であり、天地を創造した。元来は空気を司る男の精霊。 イルマタル (Ilmatar) - 大気を司る女の精霊。最初の精霊の娘でもある。 ユマラ (Jumala) - 神。後にキリスト教の神を指す言葉になる。 カレヴァン・ポイカ (Kalevan poika) - 「カレヴァの息子」の意。森の木を切り倒し、巨大な牧草地を刈り取る事ができる巨人の英雄。エストニアの叙事詩に出てくる英雄 (Kalevipoeg)と同じ。 コティトンットゥ (Kotitonttu) - 家の精霊。 クッレルヴォ (Kullervo) - 悲劇的な敗者。 レンポ (Lempo) - 意地悪な精霊。 ラッリ (Lalli) - ラウレンティウス (Laurentius) とも言う。伝説によると聖ヘンリー(聖ヘンリック)(英語版)を殺したフィン族。 ロウヒ (Louhi) - "Loviatar"ともいう。ポホヨラの女家長で、地下世界の支配者。 ルオンノタル (Luonnotar) - 自然の精霊。女性の創造者。 マアエモ (Maaemo) - 正確に「大地の母」。アッカ、ロウヒを参照。 メニンカイネン (Menninkäinen) - ハーフリング ミエリッキ (Mielikki) - タピオの妻で、森の女神。マイリーキーとも。 ニューリッキ (Nyyrikki) - 狩猟の神で、タピオの息子。 ネァッキ(Näkki) - 水溜り、井戸、橋の恐ろしい精霊。 オツォ (Otso) - 熊の精霊。(多くの呼び名のうちの1つ) ペイッコ (Peikko) - トロール。 ペッコ (Pekko) - 農作物、特に大麦と醸造の神。 ペルケレ (Perkele) - 悪魔のこと。元来のペルケレは悪魔ではなく、ウッコ以前の雷神であった。バルト神話のペルクナス (Perkunas) や北欧神話のトール (Thor) に関連する。 ペッレルヴォ (Pellervo) - 収穫の神。 ピハトントゥ (Pihatonttu) - 庭の守り神。 ピル (Piru) - 悪魔。 サウナトンットゥ (Saunatonttu) - サウナの守り神。 タピオ (Tapio) - 森林の神。 テッレルヴォ (Tellervo) トンットゥ (Tonttu) - 小さくて性格のいい、家や家の周りの守り神。 トゥオネタル (Tuonetar)地底の神の娘。 トゥーリッキ (Tuulikki) - タピオとマイリーキーの娘で、動物を司る女神。 ウッコ (Ukko) - 空と雷の神。北欧神話のトール(エストニアのTaara)に通じる。 ヴェッラモ (Vellamo) - アハティの妻で、海と嵐の女神。 ワイナミョイネン (Väinämöinen) - 賢者で魔法の音楽家
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