中華民国の実態とは? わかりやすく解説

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中華民国の実態

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 00:44 UTC 版)

四人の警察官構想」の記事における「中華民国の実態」の解説

1943年11月カイロ会談時点米英は、あくまで中国国民党主役据えて中国大陸での決戦そしてそれに続けて朝鮮経由して日本侵攻想定していた。その報酬として台湾満州朝鮮引き渡されることが約束された。ところがこの対日戦構想は、ヨーロッパ戦線におけるソ連軍と同じ役割を果たすほどに中国国民党軍精強であるということ前提したものであった太平洋戦争大東亜戦争前期頃の国民党軍は、日本軍対しゲリラ戦物資遮断し人海戦術士気ある程度損害与え武力兵員存在していたが、中国大陸から完全に駆逐できるほどの戦力無く米英にとっての蔣介石は、対日戦略を共有することが難し相手である問題抱えていた。 ルーズベルトは、中国を、日本との休戦協定単独講和によって連合国戦線から脱落させることのないよう、5億ドル借款給与不平等条約撤廃中国人移民禁止解禁モスクワ宣言カイロ会談象徴されるように大国化政策をとり、台湾返還取引条件として鼓舞した。そして、このカイロ宣言において、米英中は日本軍無条件降伏までの対日戦争の継続宣言したこのような政策一見すると中国優遇しもののようにも思える。しかしカイロ宣言後の12月6日ルーズベルト中国派遣されていたスティルウェルと国務省派遣外交官から、思いっきり冷水浴びせられた。

※この「中華民国の実態」の解説は、「四人の警察官構想」の解説の一部です。
「中華民国の実態」を含む「四人の警察官構想」の記事については、「四人の警察官構想」の概要を参照ください。

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