中央合唱団行動綱領・規約(1951年制定)要点
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「中央合唱団」の記事における「中央合唱団行動綱領・規約(1951年制定)要点」の解説
(1)行動綱領中央合唱団は、長い間の封建性と軍国主義の打破と団結の美しい明るい未来の確信を伝えるために歌う。 卑俗な流行歌を駆逐し、闘いの中から民衆をつくりだす。 青年戦線統一のため歌声を拡大し、職場、農村、学校などあらゆる所に歌う集団をつくる。 戦争に反対し、民族の自由、平和、民主・人民政府樹立のために歌う。 (2)規約 名称と所属この合唱団は、日本民主青年団中央合唱団と称し、本部を東京に置く。日本民主青年団中央執行委員会によって指導される。 目的と事業この合唱団は、日本民主青年団の活動方針に従い、特に定めた合唱団の行動綱領を実現するため、次の事業を行う。 みんな歌う会、サークルの指導教育 公演活動 合唱団の拡大強化のための活動教育 合唱団活動の普及交流を図るため機関紙を発行 レコード、楽譜等、一切の音楽に関する出版事業 その他、必要な事業 構成合唱団は、民主青年団の活動方針に従い、特に定めた合唱団の行動綱領・規約に従って積極的に活動するあらゆる青年により構成される。 合唱団は、一定の試験をパスした者、および総会において推薦された者によって構成される。 合唱団の技術指導のために、技術指導責任者および技術指導者を顧問、ならびに嘱託として招聘する。 合唱団の活動を活発にするため、団員中より若干名の公演班員を選び、その採用は団委員会で決定する。 教育機関(6か月)の修了者をもって、団友の組織を構成する。 財政合唱団の財政は団費、教育費、公演活動収入、指導料および機関紙出版その他の事業収入による。 補則次の者は合唱団員として認めない。ただし最終決定は団委員会が行う。(イ)一定の試験にパスした者で、団委員会の認めた基本的な教育を受けなかった者 (ロ)理由なく2ヶ月間、団費、教育費を納入しなかった者 団員は毎月10日までに団費を納める。その額の変更は総会で決定する。 付則本規約は1951年1月28日より実施する。 本規約の改正は総会において出席者の3分の2以上の承認による。
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