七狗留忍流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/14 17:17 UTC 版)
大昔から時の権力者の陰で暗躍してきた忍者集団。大抵のことはもみ消しにできるほど、権力者とのつながりを有している。普段は山中にある里の麓にある町で市民にまぎれて過ごしているが、内実は忍者としての優れた資質を持った者同士を交配させて優秀な種を生み出し忍者として育成している。 総帥 本名不明。七狗留忍流の総帥を務める老人。のぶ夫の始末を命じる。 ムサシ 七狗留忍流総帥の孫娘で、16歳の美少女。実はのぶ夫のかつての婚約者だった。普段は田舎から出てきた穏やかで純朴な女子高生を演じているが、本性は非常に苛烈で残忍。里の外を「吐き溜め」と言う等、現代社会を非常に嫌っている。忍者としては短気で感情的ではあるものの、のぶ夫と互角に渡り合うほどの高い技量を持つ。自身の親しい存在に対しては優しく誠実な一面を見せる一方で、元・婚約者ののぶ夫を病的に執着している。 鬼丸が自分を出し抜きつつ、のぶ夫の妻子を誘拐した事に怒り、のぶ夫と一時共同戦線を張って鬼丸を倒すが、のぶ夫の正体を受け入れた綾に夫婦の絆を見せつけられ、鬼丸と共に里へ帰った後、愛について自問自答する日々を送ることとなる。 鬼丸 のぶ夫のライバルで、里のナンバー2だったが、抜け忍になったのぶ夫に敗れてから酒と喧嘩と薬に溺れて堕落。のぶ夫に復讐心を燃やしており、幾度も対決に挑んでいる。 後に世捨て人のフリをしながらも着々とのぶ夫の情報を集めついに家を突きとめるが、それをムサシには一切教えず、妻子を誘拐してのぶ夫の暗殺を計画する。しかし、のぶ夫への復讐を果たす寸前、出し抜かれたことに怒ったムサシの奇襲に敗れる。命は助かったものの精神に本格的な異常をきたし、ムサシの小間使いとして里へ帰っていく。 小鉄 のぶ夫に差し向けられた刺客の一人。 稲荷 七狗留のくノ一で、普段は宝くじ売り場の売り子として暮らしている中年女性。のぶ夫を始末して暗殺任務への返り咲きを狙う。 丸子 七狗留の少年忍者で、のぶ夫を慕っていた。忍ハトを使う以外の忍者としての資質不足に悩んだ末に抜け忍となるも、のぶ夫に殺された。 のぶ夫の弟 本名不明。伝承者争いでのぶ夫と戦い、殺されてしまった。
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