のぶ夫とその家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/14 17:17 UTC 版)
祭 のぶ夫(まつり のぶお) 主人公。表向きは若ハゲで小太りな32歳の食品会社勤務のサラリーマンで、家では一男一女の父親。その真の姿は七狗留忍流の暗殺術伝承者にして、七狗留忍流最強の忍者だった抜け忍。高校生時代の綾と出会ったことで愛を知ってしまい、彼女と暮らすために抜け忍となった。忍者時代は里の麓の役場で職員(地方公務員かどうかは明言されていない)をしていた。 普段は温厚で誠実であり、不器用ながらも慕われる存在。同居している義理の母・梅からは毎日嫌味を言われているものの、妻とのスキンシップは欠かさず行い、子供たちからも慕われていて家族仲は良好。しかし、家族や自身に危険が迫ると冷酷非情な最強の暗殺者としての姿を現し、特に妻に危害を及ぼす者に対しては一切の容赦も無く殺害する等、苛烈さを発揮する。 祭 綾(まつり あや) のぶ夫の妻。28歳。旧姓・花咲。美人にして心やさしく穏やかな人格者で、良妻賢母の鏡。夫のことを心から愛し、毎晩スキンシップを欠かさない。 高校時代は弓道部に所属しており、この時にのぶ夫は彼女と出会い、のぶ夫が抜け忍となるきっかけになった。人妻となった今でも、綾をものにしようとしたり、利用しようと企む男たちが後を絶たない。 最終回でのぶ夫の正体を知るが、高校時代の記憶もあり、これを受け入れた。 祭 空(まつり そら) 長男。10歳。顔立ちは母親似。活発で運動神経に優れる。 祭 海(まつり うみ) 長女。8歳。顔立ちは父親似。無邪気で穏やか。時折芯の強さを見せる。本人は気付いていないが、のぶ夫の忍者としての才能を受け継いでいる。 花咲 梅(はなさき うめ) 綾の母でのぶ夫の義母。のぶ夫宅に同居している。愛娘・綾がのぶ夫みたいな冴えない男と結婚したことに理解ができず、いつものぶ夫に嫌味を垂れるが、のぶ夫の正体には全く気付いていない(もっとも、その方がのぶ夫にとって都合が良いのだが)。実は菊穴流という古武術の使い手で、免許皆伝も受けているほどの武芸者。
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