七導王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 04:40 UTC 版)
「セブン=フォートレス Advanced」の記事における「七導王」の解説
属性魔法が失われてから約3年後、この世界に七人の偉大な魔術師が現れ、「リンテル」と呼ばれる委員会を組織し、全く新しい魔法体系「属性紋章魔法」をもたらした。これは、誰でも使えた属性魔法とは違い、ある程度の知識と技術を持つものしか使えない魔法体系であったが、崩壊した魔法文明を復興させるのには大いに役立った。七人の魔術師は混乱のラース=フェリアの中で「導王」となり、七つの地域を一つずつ支配するようになった。彼ら「七導王」は崩壊した十六都市国家評議会に変わって人類社会を導く者となったのである。 しかし、この七導王の間にいつしか対立が起こるようになる。実は「属性紋章魔法」は発展途上の技術であり、それをどう発展させていくかを巡って「天の三角」と「冥の三角」という二つの派閥ができてしまったのだ。当初は学術論争のレベルにとどまっていた対立は、七紋章紀003年に「冥の三角」側の紋章砦(フォートレスアタック参照)の一つが破壊された事をきっかけに、七導王が支配する地域社会同士の対立に発展した。 天の三角"空導王"アンブレアス=ガェア - シェローティア地方を治める導王。高い理想を持つ厳格な中年男性。 "炎導王"ラーガ=ラギア - フレイス地方を治める導王。まだ10代の少年だが力への渇望を見せる導王きってのタカ派。 "森導王"ブランドー=ピピン - フォーラ地方を治める導王。温厚そうだが腹芸が得意な古狸のヒゲオヤジ。 中立"海導王"ロイヴァス=ヴェルターブーフ - フォーチューン地方を治める導王。感情をほとんど見せることのない。凪のような雰囲気を漂わせる男。天と冥のどちらの陣営にもつかない。 冥の三角"闇導王"シェイラ=イクスティム - リーン地方を治める導王。冷徹さを感じさせる女王だが、彼女の冷徹さは冥魔の侵攻の激しいリーン地方を護るためであり住民の支持は高い。 "氷導王"シェディ=イクスティム - アルセイル地方を治める導王。目的のためなら情にながされえることはない氷の王。 "幻導王"フィルナ=メイ - ラ・アルメイア地方を治める導王。神秘的な雰囲気を漂わせる年齢不詳の女性。天と冥の対立には防衛的な態度を取る。 なお、公にされていないが、七導王の正体は、かつて「宝珠戦争」を起こした「褐色の聖神官」サライの同志「八導師」である。宝珠戦争によって属性魔法が失われたのをきっかけに世界が破局的災厄に見舞われたことから、サライと八導師は「世界の敵」とみなされている。一部の者は真実に気づいているようだが、単なる中傷扱いされている。
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