まぐさ石
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まぐさ石(まぐさいし)またはリンテル(lintel)とは、古代の建築で2つの支柱の上に水平に渡されたブロックを指す[1]。「まぐさ(目草、楣)」も「リンテル」も窓や出入り口などの上に水平に渡した構造を指し、上部の重量を支える役目を持つ[2][3]。古代の建築では、石を積み上げた柱の上にまぐさ石が置かれていた。たとえば、ギリシアのミケーネにあるアトレウスの宝庫などの建築物に見られる。しかし、古代の建築のまぐさ石は、単なるまぐさとしてだけの役割を持つわけではない。
- ^ “Glossary of Medieval Art and Architecture - Lintel”. University of Pittsburgh. 2007年6月25日閲覧。
- ^ “lintel”. Merriam Webster. 2007年6月25日閲覧。
- ^ まぐさ goo辞書
- ^ Keay, John (2000). India: A History. New York: Grove Press. pp. 124–127. ISBN 0802137970.
- ^ Simon Martin; Nikolai Grube (2000). Chronicle of the Maya Kings and Queens. London: Thames & Hudson Ltd.. pp. 117, 125. ISBN 0-500-05103-8.
- 1 まぐさ石とは
- 2 まぐさ石の概要
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