ヴァナード王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 21:05 UTC 版)
「ラグナロク (小説)」の記事における「ヴァナード王国」の解説
フレイヤ ヴァナード王国女王。若いながらも、有能な政治手腕を持ち、国民からの人気も高い。 高慢で威張りくさってふんぞり返っているようだが、これもなめられない為のポーズだろう。ただ威張るだけでなく剣の腕も確か。ジリアン曰く「我々が束になっても敵わない」ほどの腕前だそうだ。 ジリアン・ミラー 女性のみで構成されたフレイヤの近衛騎士隊「ブリジンガーメン」の一員。リロイとは何かと馬が合わない。 長編5巻でシュタールと遭遇したブリジンガーメンのメンバーでは唯一、生存したが、左腕を失った。フレイヤの口調を真似しているため、言動は高圧的に聞こえる。 ギニースとリロイの関係をあまり快く思っていない模様。 ギニース・ロウ 「ブリジンガーメン」の一員。子爵家の令嬢だが、ジリアンに比べると気さくな性格で、ヴァナード滞在中のリロイといつの間にか肉体関係になっていた。 ヘクター・クロス 城塞都市アガトで商いを営む商人だが、元は出奔したヴァナード王国王子(フレイヤの叔父に当たる)。 アガト領主エリゾントに拉致され、命を落とす。 マリーナ・クロス ヘクターの一人娘で職業は看護婦。どこからともなく救急箱を取り出しては治療してくれる。マイペースでのんびりとした性格だが、天然で毒を吐く傾向がある。 父であるヘクターの口から自らがヴァナード王国の第一王位継承者である事を伝えられ、ヘクターの死後、ヴァナード王国に向かう事を決意する。 キルシェ・ブラウ ラグナロクシリーズの一本、オルディエを持つ少女。 極度の男嫌いで、異性にはきついが、同性には途端に馴れ馴れしくなる。 オルディエ キルシェの相棒。 正体はラグナロクと同じく、5000年前作られた対闇の種族用兵器で、製造番号は1006[ツェント・ゼックス]。(第十ロット六本目の意) ホログラムとして人間の姿にもなれるが、なぜか露出度の高い格好をしている。 後期最新型として造られた為にプライドが高く、初期型であるラグナロクを『兄さん』と呼びつつも馬鹿にしている節がある。また《闇の種族》に対する敵愾心もラグナロクより強い。 人体や物質から一定以上の存在意思(ノルン)を抜き取る事を防ぐ安全装置が付いていない事をラグナロクから示唆されている。 5000年前、ロキを滅ぼした張本人。その際に『何か』を知ってしまい、その記憶を思い出さないよう意図的にプロテクトをかけていた。後にラグナロクとの会話で封印していた記憶が蘇り発狂するが、ラグナロクに介抱され正気を取り戻す。そしてイレーヌの正体を明かした上で今後敵対することにも成りうる事を忠告するも、少なからず彼を『兄』として認めるようになった。 スウェイン アガトの大商人ヘクターが雇っているもぐりの情報屋の少年で ヘクターが殺されたときから成り行きでヴァーナド王国までリロイについて行くことになる。 リロイがマリーナ奪還のためアスガルド皇国へ行くときにひとりヴァナードに残った。
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