ワンボードマイコン・キットの時代とは? わかりやすく解説

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ワンボードマイコン・キットの時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:18 UTC 版)

パーソナルコンピュータ史」の記事における「ワンボードマイコン・キットの時代」の解説

黎明期の初端においては米国同様にエンジニア好事家独自に部品調達してワンボードマイコンなどを設計制作し、あるいはもっぱら輸入され評価キットワンボードマイコンなどが秋葉原電子デバイス店などの小売店細々売られる程度であった。しかし米国Altair 8800とその互換機登場するとこれらの輸入品主力取り扱う店舗登場するようになり「個人向けマイクロコンピュータ歴史」が始まる。 日本では1976年5月東芝よりTLCS-12A EX-0定価99,000円)が発売された。電源装置別途用意すれば12ビットLED表示ディップスイッチ使ってテレタイプ端末などの入出力機器を必要とせずに動作させることができる日本国産初のワンボードマイコンである。 のちの「国産マイコン」に連なる最初の製品1976年8月3日日本電気(NEC)から発売されTK-80定価88,500円とされる本機TK(Training Kit)という名前からも分かるように、元来8080互換マイクロプロセッサ採用検討する企業技術者向けた評価教育用ツールであった。これはボード16進キーボードLED表示器がついただけのものだったが、同年9月秋葉原開設したBit-INNでサポートが行われ、同年10月NECマイコンクラブを結成するなど積極的なユーザ支援体制もあって、企画当初予想超えたベストセラーになったTK-80立ち上がり受けて他社からもワンボードマイコン相次いで発売された。サードパーティからはその周辺機器開発され月刊アスキー月刊マイコンなどの専門誌登場して「マイコンブーム」を形成した詳細は「ワンボードマイコン」を参照

※この「ワンボードマイコン・キットの時代」の解説は、「パーソナルコンピュータ史」の解説の一部です。
「ワンボードマイコン・キットの時代」を含む「パーソナルコンピュータ史」の記事については、「パーソナルコンピュータ史」の概要を参照ください。

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