ローカル枠降格・新作制作の終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:28 UTC 版)
「まんが日本昔ばなし」の記事における「ローカル枠降格・新作制作の終了」の解説
1990(平成2)年は「桃太郎」、「分福茶釜」、「三枚のお札」、「さるかに合戦」、「花咲か爺さん」、「浦島太郎」、「金太郎」、「舌切り雀」、「七夕さま」、「塩ふきうす」、「一寸法師」、「はなたれ小僧さま」、「猿地蔵」など初期作品のリメイク版が相次いで放送。以降は既出題材の再アニメ化と異版紹介が頻度を増す。1994年(平成6年)3月26日ゴールデン帯での全国ネット放映終了。全国ネット枠時代の全952回の平均視聴率は、TBSで20.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)、制作局の毎日放送で18.1%(ビデオリサーチ調べ、関西地区・世帯・リアルタイム)だった 。腸捻転時代のABC制作『海のトリトン』以来22年間、腸捻転解消後の『仮面ライダーストロンガー』以来19年間続いた在阪準キー局制作枠も終了。その後、放送枠を返上しローカル枠に降格して継続するも半年後の8月27日(制作局の毎日放送の場合。系列キー局のTBSは9月3日)をもって新規制作分の放送を終了し、10月1日より既存制作分の再放送に切り替わった。 「斎藤守慶#まんが日本昔ばなし」も参照 新作制作が終了した後の1995年(平成7年)4月1日、関西地区での再放送のスポンサーであったベネッセコーポレーション(旧・福武書店)の設立40周年と社名変更を記念して1時間のスペシャル番組を全国ネットで放送、他には有料放送のスカイパーフェクTV!・ケーブルテレビのニコロデオンで放送していた。またポケモンショックの際は、TBS系列局でアニメが放送されていた地域の中には、代替番組だった『学級王ヤマザキ』をネットせず、本作の再放送で穴埋めしていた地域もあった。その後、TBSは2000年(平成12年)4月改編、毎日放送は2001年(平成13年)11月、JNN幹事五社連盟の中で最後まで残った中部日本放送(現:CBCテレビ)も2003年(平成15年)10月改編で再放送を打ち切り、地上波での放送が一旦なくなった。 詳細は「柳瀬璋#『まんが日本昔ばなし』打ち切りを巡って」を参照 主題歌「にっぽん昔ばなし」と「にんげんっていいな」は教育芸術社の小学生向けポケット歌集『歌はともだち』にも掲載された。
※この「ローカル枠降格・新作制作の終了」の解説は、「まんが日本昔ばなし」の解説の一部です。
「ローカル枠降格・新作制作の終了」を含む「まんが日本昔ばなし」の記事については、「まんが日本昔ばなし」の概要を参照ください。
- ローカル枠降格・新作制作の終了のページへのリンク