ローカル枠移行後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 07:34 UTC 版)
「仮面ライダースーパー1」の記事における「ローカル枠移行後」の解説
作品自体の評価は、放映開始直後に翌年の劇場用映画制作が決定するほど高かった。子供たちからは「デザインとアクションがかっこいい」と賞賛され、キャラクターショーの集客成績はほとんどの会場で千人単位での集客を記録し、シリーズ最高の人気だった『仮面ライダーV3』に迫るほどだった。平均視聴率も前作を上回った(関東13.3%、関西19.58%)。 しかしキー局であるTBSの番組改編に合わせる形で、1981年4月最初の放送分(第24話)より放送枠を移動することになり、関西圏では土曜17:00、関東圏では土曜7:00にそれぞれ振り分けられてしまった。このローカル枠移行によって児童層の視聴者が離れることを懸念したスタッフは番組の方針を見直し、玄海老師や弁慶の退場、ジュニアライダー隊の登場、敵4大幹部のコミカルなやりとりなど、内容を児童の視聴者にアピールするものに変更した。その結果、視聴率は激減というほどには下がらなかったが、それでも北海道など一部地域では移行と同時に打ち切られるなど負の影響は避けようもなく、本作品の終了と共にテレビシリーズの第2期ライダーシリーズも終了した。後年、高杉が地方でファンとスーパー1の話をした際に、放送枠の移動や一部地域での打ち切りを知らないまま「ドグマ編で終了した」と思っている視聴者が多いことを知ったという。
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