レゾナンツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 18:36 UTC 版)
ニュータイプ能力を研究していたアイゼンラートが発見・理論化した特殊能力。ドイツ語で「共振」という意味を持ち、ニュータイプの持つ交感能力を強化し、一定の条件化でより強力に発言させる事で、特定の個体間同士での完全な精神同調を可能にさせる。言わば「二つの身体に一つの心」を実現させるシンクロ能力を発動させる理論なのである。アイゼンラートはレゾナンツの軍事利用を考え、組織の象徴となる二体の機体(後に開発されるガンダムダブルエックスとアルティメットガンダム)の生体ユニットにこの能力を植えつけようとした。 後に人工授精や遺伝子調整、成長促進などで生み出されたのが本編主人公であるフィオ・クロフォードとミオの二人である。だが実際には二人の交感能力は高くなく、自我自体もほぼ独立していたため、アイゼンラートは精神操作によって同調性を高めようとしたが、その直前に研究主任だった人物によってフィオは連れ去られ、後にフィオを分かり合えたミオの離脱によってアイゼンラートが試みたレゾナンツは空想の産物になってしまったかに思われたが、アークライトとの戦闘で危機に陥ったフィオとミオが互いを思いやる気持ちからレゾナンツを発動させ、正に「二人で一人」と呼べるコンビネーションを発動している。
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