レシピエントとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/17 22:19 UTC 版)
「切り裂きジャックの告白」の記事における「レシピエントとその関係者」の解説
六郷 由美香(ろくごう ゆみか) 第1の被害者。21歳独身、B型。中葛西4丁目で両親と3人暮らし。年齢より幼く見え、十人並みの容色でお世辞にも美人とは言い難い。高校生の頃から肝臓を患っており、就職してから劇症肝炎で2年間長期入院し、退院してからも食事療法を続けていた。東城(とうじょう)信用金庫東陽町(とうようちょう)支店に勤務し始めたばかりだったが、勤め先から一度帰宅した後に再び出かけ、木場公園(警視庁深川署管内)で無残な死体となって発見される。勤勉で素直だったが、親しい同僚や友人はいなかった。ネット上でのハンドルネームは〈No.6〉。 六郷 武則(ろくごう たけのり) / 六郷 和江(ろくごう かずえ) 由美香の両親。 古姓 俊彦(こしょう としひこ) マラソン選手。インターハイ、大学陸上部を経て実業団入り。華々しい活躍もせず7年たったが、コーチが変わってここ最近、タイムが急速に伸びてきている。夜から朝に代わる瞬間が好きで、いつもその時間にランニングしている。トレーニング中に木場公園で第1の被害者の死体を発見する。 半崎 桐子(はんざき きりこ) 第2の被害者。32歳独身、B型。アパートで一人暮らし。家族は熊谷市、久下橋の近くに住んでいる。童顔で目が大きく、笑えば愛嬌のある顔立ちをしている。川越市宮元町(埼玉県警管内)の建設中のビルの中で発見された。川越市郊外のカワダ電器に勤めていた。細菌性肺炎で肺の移植手術を受けたことがある。ネット上でのハンドルネームは〈half cape〉。 雨宮 恵美(あまみや えみ) 第2の被害者の第一発見者。水泳部に所属する中学生。通学途中に死体を発見する。 具志堅 悟(ぐしけん さとる) 23歳、B型。かつて腎不全を患い、人工透析に頼る日々を送っていたが、親友のブログを通じた募金活動の末に手術費用を手に入れ、移植手術を受けて健康を取り戻した。しかし仕事は続かず、今は親の金をくすねて競馬にあけくれる日々。退院してからのギャンブル狂いを週刊誌にスッパ抜かれて世間からバッシングを受けていた。東京競馬場西門近くの自転車駐輪場の裏(府中署管内)で死体となって発見される。 具志堅 晴菜(ぐしけん はるな) 悟の母親。 梁瀬 美香(やませ みか) ターフィーショップの店員。24,5歳。悟を見たと証言する。 三田村 敬介(みたむら けいすけ) 19歳、B型。特発性拡張型心筋症を患っていたが、心臓移植をされて今はトランペットを吹くこともできる。音楽家志望。東京都世田谷区北沢3丁目に住んでいる。体格が良い。 三田村 日菜子(みたむら ひなこ) 敬介の妹。小学生。母親と口調が似ている。
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