ルッソ・ファミリー
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「バッカーノ! (1930年代)」の記事における「ルッソ・ファミリー」の解説
シカゴに拠点を置く落ち目の中堅マフィア。ジャグジー一味や強盗カップルに出し抜かれた上にラッドに見限られ、最終的にはルネに利用され壊滅した。 ラッド・ルッソ(LADD RUSSO) 声-藤原啓治 「自分は安全」と信じる人間を殺す快楽殺人者。プラチドの甥。ルーアの婚約者。クレアには劣るものの、作中屈指の戦闘力を誇る。 天性の殺人狂だが理性的。駆け落ちした幼馴染レイラを喪って以来、殺す人間を選ぶ。フライング・プッシーフット号事件に失敗し逮捕、後にヒューイ殺害を目論みアルカトラズに入る。そこでフィーロから不死者を殺す手段を聞き、悩みながら刑期が終わるのを待つ。事件で左腕を失い、義手をつける。 ルーア・クライン(LUA KLEIN) 声-安井絵里 ラッドの婚約者。常に陰鬱とした女性。 自殺願望があり、ラッドに「世界中の人間を殺して最後に殺す」という約束をしているが、ともに相思相愛。ラッドを組織へ戻すための人質としてルッソ・ファミリーに軟禁されるがキャロルとともに脱走、以降グラハム達とラッドの帰りを待つ。 グラハム・スペクター 声-杉田智和 巨大なモンキーレンチを持つ青い作業着の男。ラッドの弟分。ジャグジー一味と親しい。 器物の破壊に喜びを見出す。度合いはそのままに感情だけが切り替わる落差の激しい性格。「○○…○○話をしよう(○○には形容詞を使う)」で始まる長い独り言を叫ぶ癖がある。命は壊す実感が無い為、殺人はしない。ラッドと同等以上の戦闘力を誇る(ただしラッドには一度敗北している)が面倒見が良く、慕う人間は多い。また匂いだけで酔うほど酒には弱く、酔うと通常以上に言動に脈絡がなくなる。 シャフト 声-羽多野渉 グラハムの舎弟。ルッソ、グラハム周りの中で貴重な常識人であり、ツッコミ担当。実はシャムの1個体で、ヒューイに次いでグラハムに忠誠を誓っている。 リカルド・ルッソ プラチドの孫。特殊な「シャム」。本名リディア・ルッソ、女顔の少年とされるが実は少女。 クリストファーを助け、友人になる。かつて両親を喪って自暴自棄になり、乗っ取りにきたシャムに肉体を明け渡すが相手も断念した為、共存する。家業を嫌うが、壊滅後は再建のためクリストファーとNYに渡る。 プラチド・ルッソ 声-亀井三郎 ファミリーのボス。ジャグジー一味との抗争から弱体化し、「最も終わりに近い男」と呼ばれる。その後ネブラ社と結託して組織の建て直しを計り、出来損ないの不死者になるもルネに喰われた。
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