リンドプルバンとは? わかりやすく解説

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リンドプルバン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 04:09 UTC 版)

ハリーオン系」の記事における「リンドプルバン」の解説

リンドプルバン(1976年3月19日 - 2004年12月6日)は日本競走馬乗用馬日本ダービーで、大きな不利を受けながらハナ差の2着になったことで有名。ほかには高松宮杯鳴尾記念勝っている。 リンドプルバン 血統 ハリーオン系 性 牡 *プルバン1969年 栗毛 イギリス Sheshonn Precipitation 毛色 鹿毛 Noorani 生年 1976 Devastating Honeyway 生産地 北海道三石町 Fascinating 生産者 米田牧場 ムーンクローバ1965年 鹿毛 日本 ハクリョウ プリメロ 馬主 株式会社デルマークラブ 第四バッカナムビューチー 調教師 三上恒芳 ミスキンカ ヒンドスタン 成績等 35戦5勝 第弐ミカヅキ F-No.- 2〜6歳時35戦5勝 主な勝鞍 高松宮杯鳴尾記念日本ダービー2着 リンドプルバンは、後にリンドシェーバーエーピーインディ日米G1競走を勝つ鶴巻智徳がデルマークラブの名義走らせた競走馬である。 リンドプルバンは抽せん馬で、2歳6月になって新馬戦シーズンが始まると同時に出走した。しかし、2歳時10戦して最良着順が3着まで、3歳になって3戦目でようやく初勝利をあげた。春に2勝目をあげ、4月末の条件戦を5馬身差で勝ち上がる日本ダービー出走したこの年ダービー大本命不在人気割れており、リンドプルバンも条件戦勝ったばかりながら、他の有力馬と未対戦未知魅力から26頭中8番人気となり「第二タケホープ」とも言われた。最後直線でリンドプルバンは一番内側からほぼ先頭抜けだしたが、テルテンリュウカツラノハイセイコの2頭が一番外側から大きく斜行してリンドプルバンの進路を塞ぐ形になった。リンドプルバンはほぼ立ち上がる格好になる不利を受けたが、残り50メートル進路確保して再び追い上げ先頭カツラノハイセイコ並んだところがゴールだった。斜行加害馬のうち、テルテンリュウには先着していたことと、もう1頭の加害馬であったカツラノハイセイコにもゴール手前逆転寸前にまで追い上げたため、両馬失格とはならなかった(審議の実施有無については不明)。10分ほどにも及ぶ長い写真判定の末、カツラノハイセイコ優勝、2着リンドプルバンとの着差ハナ差と発表された。走破タイム当時レコード記録になった。 リンドプルバンは菊花賞有馬記念にも出走したが、1年ほど勝鞍がなく、4歳春に鳴尾記念2400メートル)でようやく重賞勝った。続く天皇賞(春)では2番人気支持されたが、混戦の9着に敗れたこの年の夏に高松宮杯2000メートル)に優勝して重賞2勝目としたが、これが最後の勝鞍となったその後6歳まで走って引退した引退後は、中山競馬場内の中山乗馬クラブ乗馬誘導馬となり、その後JRA日高育成牧場余生過ごした2004年心不全のため死亡した

※この「リンドプルバン」の解説は、「ハリーオン系」の解説の一部です。
「リンドプルバン」を含む「ハリーオン系」の記事については、「ハリーオン系」の概要を参照ください。

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