ラストコール・優勝者(トップ賞)の決定・ウェストミンスターの鐘・賞金
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「パネルクイズ アタック25」の記事における「ラストコール・優勝者(トップ賞)の決定・ウェストミンスターの鐘・賞金」の解説
全てのパネルが埋まった時点でゲーム終了となり、最後のパネルを入れることを「ラストコール」と称される。しかし、回によっては誤答やスルーが相次ぐなどしてクイズが長引くケースもあり、収録時間を超過した場合はウェストミンスターの鐘が鳴り、全てパネルが埋まっていなくてもその時点で打ち切られて、終了となる。初の実例は、1983年10月16日放送分。 出場者は獲得パネルの枚数に応じた賞金を獲得する。獲得パネルの最も多い人がトップ賞。トップ賞の解答者は獲得賞金に加えて、海外旅行を賭けたVTRクイズに挑戦する。 25枚のパネルを全て同じ色にすると、パーフェクト賞として賞金100万円を獲得できる(2019年11月~)。パーフェクト賞の賞金は番組開始当初から長らくは50万円だった。 複数人が同じ枚数で並んだ場合、同点決勝(プレーオフ)を行って優勝者を決定。2人での同点決勝の場合は、先に解答権を得て、それが正解ならばその時点で決着。もし、不正解の場合は、その問題を最後まで読み上げた上で相手に解答権が移る。両者とも不正解の場合は、次の問題で仕切り直す。3人での同点決勝の場合は、最初に解答権を得た人が不正解の場合は、その人は次の問題の解答を失い、次の問題に移る。次の問題で、先に解答権を得た人が不正解の場合、今度はまだ2問とも答えていない人が解答権を得る。それでも不正解の場合は、3人でまた次の問題で仕切り直す。1問正解で優勝決定。2人での同点決勝で、以前は先に解答権を得た人が不正解の場合、問題を読まずに、ただちに相手側に解答させていた時期があった。 3人での同点決勝は、1984年3月18日の放送で初めて行われた(赤が4枚、緑・白・青が7枚ずつ)。2009年2月8日(第1690回)の放送では、赤・白・青がそれぞれ8枚ずつで史上2回目の3人同点決勝となった。 ウェストミンスターの鐘が鳴るのは初期は年に1・2回程度あったが、近年は鳴る事がごく稀になっている。かつて1995年9月には1ヶ月の間に2回も鐘が鳴ってパネルが全て埋まらず、ゲーム終了ということもあった。ただし、芸能人大会やチャンピオン大会など特別な大会では鐘は鳴らず、全てのパネルが埋まるまで勝負は続けられる。また特別な例として、1995年5月28日(第1016回)放送分では誤答の「お立ち」があまりにも多かったため、スタッフの判断によりあえて鐘を鳴らさずに出場者らに全てのパネルが埋まるまで頑張らせたこともあった。 2017年7月30日(第2093回)放送分では誤答やスルーが異常に相次いだことにより、番組史上初めてアタックチャンスの問題の途中(残り5枚で、番組史上最多)で鐘が鳴るという事態が発生した。 このほかに、賞金とは別に優勝者(トップ賞)・参加賞の賞品がプレゼントされる。過去に東リが単独スポンサーだった時代にはカーペットまたはカーテンまたはクッションフロアがプレゼントされていた。また、パーフェクト達成した優勝者にトップ賞の賞品に加え、それとは別にパーフェクト賞分の東リ商品を贈呈した。優勝者と参加賞では異なる品物が贈呈された。
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