ラジオの勘違い、認識不足などによる人為事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 21:13 UTC 版)
「放送事故」の記事における「ラジオの勘違い、認識不足などによる人為事故」の解説
準備不足のため、生放送を行うことができなかった例1967年2月23日・3月8日 RKCラジオ『RKCニュース』詳細は「高知放送事件」を参照 両日とも、朝6時から10分間のニュース番組を放送予定だったが、前日から宿直で勤務していた同じ担当アナウンサーがニュース担当の記者と共に寝過ごし、2月23日分では完全に、3月8日分では最初の約5分間が放送されない事態となった。当該アナウンサーは3月8日分において起床直後にスタジオに入り謝罪したが懲戒解雇処分を受け、その後この処分の妥当性をめぐり、当該アナウンサーと高知放送側との間で約10年におよぶ法廷闘争に発展。最高裁まで争った結果、解雇無効の判決が確定する。 放送すべき内容を間違えた例2016年1月8日 NORTH WAVE『Anison-R 〜マンガ・アニメ研究部〜』番組開始時刻の23時00分よりしばらくの間、誤ってひとつ前の番組『ジルデコ FRIDAY SESSION』の音源を放送してしまう放送事故が発生。放送時間中に番組公式Twitterアカウントが事態を謝罪し、後日に当該放送回の再放送を行うとアナウンスした。 2021年1月30日 NORTH WAVE『Brand New Express』約1時間枠の収録放送。この日は何らかのミスで後半の部分から番組が始まり、収録分を放送しきってしまった22時28分頃に音声が途切れ、約5秒間無音になったあとに緊急時の音楽が流れた。同局は2月4日にホームページにて謝罪し、6日22時から未放送部分を含めた再放送を行うことを発表した。 同じ内容を2回分放送した例2007年6月21日 JFN系列『SCHOOL OF LOCK!』22時15分ごろからのコーナー、「GIRLS LOCKS!」(生放送番組内の録音によるコーナー)にて、誤って前々日19日分の放送を流した。一旦この放送をすべて流したあと、本来流されるはずだった21日分の放送を流した。 2008年9月20日 文化放送 『花澤香菜のやっぱりここでいいのかな?』『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』内で当時21時代後半に設定されていたフロート番組。同日放送分において、誤って先週(9月13日放送分)の内容を再度放送した。なお、超!A&G+で行われた再放送では正しい内容に差し替えられた。 2019年1月2日 JRN系列など『話題のアンテナ 日本全国8時です』森本毅郎・スタンバイ!の8時00分からの内包コーナー番組。パーソナリティの森本毅郎・遠藤泰子が正月休暇のため休演中、特別企画「あの放送をもう一度」という反響の大きかった回のアンコール放送で、誤って前日にすでに放送した内容(2018年7月5日に放送されたスマート農業に関して取り上げた回)を再度放送してしまった。
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