ラジオの操作ミスなどによる人為事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 21:13 UTC 版)
「放送事故」の記事における「ラジオの操作ミスなどによる人為事故」の解説
放送全体が操作ミスなどで停止した例2005年2月3日 NHK山口放送局 FM放送9時20分に山口県萩市の萩テレビ・FM中継放送所周辺が停電したのにともない、約29秒間、同放送所周辺の約2万世帯でFM放送が中断した。電力会社が「電線工事のため停電する」と事前連絡したにもかかわらず、萩支局内で情報が共有されず、放送を中断させないための対策が講じられなかったため。なお、同様の中断事故は総合テレビ・教育テレビにも及んだ。 2020年9月19日 五所川原エフエム4時58分から8時08分の3時間10分にわたり、放送が停止した。原因は、放送設備の設定不備によるもの。 その他の操作ミス事例1954年8月27日 日本短波放送開局日の放送開始直後の事故。オープンリールテープの収録素材を送出しようとしたが、テープが逆回転してしまった。放送運行担当スタッフが、緊張のあまり再生ボタンと巻き戻しボタンを同時に押してしまったのが原因。 2015年6月22日 TOKYO FM 放送休止中の時間帯2時から放送休止に入ったのち、3時56分4秒より21秒間、本来発表されていない緊急地震速報の音声を誤って送出してしまった。設備点検のスタッフが、送出をオフにして速報音などのテストをする際、誤ってオンのままテストをしてしまったと考えられている。TOKYO FMでは実際に緊急地震速報が発表された場合は、放送休止時間内でも放送することとなっている。
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