ライセンスの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 08:34 UTC 版)
「BSDライセンス」の記事における「ライセンスの種類」の解説
BSDライセンスにはいくつか種類があり、ライセンス条文内の条項の数によって区分けされている。今日では旧BSDライセンス (Original BSD License) あるいは四条項BSDライセンス (4-clause BSD license) と呼ばれるものにおいては、派生物の広告に初期開発者を表示すること(宣伝条項)が条件として盛り込まれている。宣伝条項が存在することにより、旧BSDライセンスはGPLと両立できない。なぜならば、GPLは2次的な著作物のライセンスにGPLより厳しい制限(これを "further restrictions"「さらなる制限」と呼ぶ)をつけ加えることを禁止しており、BSDの宣伝条項はGPLから見て「さらなる制限」になるためである。 この問題を解消するため、1999年7月22日に宣伝条項を除去した修正BSDライセンス (Revised BSD License / New BSD License / Modified BSD License) またの名を三条項BSDライセンス (3-clause BSD license) が策定された。三条項BSDライセンスは、BSD向けデスクトップ環境のLuminaにも採用された。さらに、FreeBSDおよびNetBSDオペレーティングシステムでは、書面上の許可なく開発者の名称を派生物の推奨や販売促進に使用しないという条項を削除した二条項BSDライセンス (2-clause BSD license) が採用された。二条項BSDライセンスは、OpenBSDで利用されているISCライセンスと機能上ほぼ同等のライセンスになっている。 2006年、Toyboxで「0条項BSDライセンス」が初めて使用された。0条項BSDライセンスは、その名前に反してISCライセンスから派生したものである。二条項BSDライセンスに対し、著作権表示・ライセンス条項・免責事項を含める要求を削除することにより、実質的にパブリックドメインと同等のライセンスを実現している。
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ライセンスの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/19 16:41 UTC 版)
ロイヤリティフリー (RF) 作品を使用する権利を1度購入すれば、利用回数を制限することなく何度でも使用できるサービス。ただし、どのような作品にでも使用できる訳ではなく使用許諾範囲が定められていることが多い。その範囲外での使用の場合は、別途ライセンス料が発生するケースもある。また、利用者数を限定する シートライセンスが定められているケースもある。「著作権フリー」ではないため、著作権は撮影フォトグラファーもしくはそれを所有する会社が保持。独占利用契約はできない。 ライツマネージド (RM) 使用1回ごとに用途に応じて使用料金を計算し、その使用に対して使用許諾を発行する素材のこと。必ず用途を申請してから使用するため、素材の使用履歴がしっかりと管理され、ある素材を特定の業種で一定期間、一定地域で独占的に使用することが可能。よって、同業他社が未使用の素材をセレクトすることができ、バッティングを回避できるという利点がある。 ライツレディ (RR) ゲッティイメージズが開発したライツレディは、画像の使用目的別に固定価格で利用できるライセンス。数量、地域の制限はなく、ライツマネージのように独占利用権を付与することもできる。また、該当プロジェクトが終了するまで指定した範囲内で自由に使用できる。
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