ライセンスを設定することの意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/24 13:55 UTC 版)
「NYSL」の記事における「ライセンスを設定することの意味」の解説
作者の説明によれば、NYSLはパブリックドメインであることを宣言しているにすぎない。それにもかかわらずライセンスとして明示することには、以下のような意味があると考えられる。 日本では1990年代以前、著作権を留保したフリーウェアが誤ってパブリックドメインソフトウェア (PDS) と呼ばれることがあった。ライセンスを設定することにより、そうした誤解をしているわけでないことを明示できる。 上記の誤解により、日本のフリーウェア作者にはPDSという呼称を忌避する傾向がある。ライセンスを設定することにより、PDSという名称を用いる必要がなくなる。 日本では著作者人格権を放棄できないため、厳密な意味でのPDSは存在できないという主張がなされることがある。NYSLはこの主張に対抗するため、いかなる改変も著作者の意に反することはないと明示している。
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