ヨコバイ

デジタル大辞泉

よこ‐ばい〔‐ばひ〕【横^×這い】

読み方：よこばい

１ 横にはうこと。「カニの—」

２ 物価・相場・計数などで目立った変動のない状態が続くこと。「人口は—状態が続いている」

３ 半翅(はんし)目ヨコバイ科および近縁の昆虫の総称。体長数ミリのものが多く、セミに似て頭が大きい。よく跳ね、また横にはって葉の裏に隠れる。植物の汁を吸い、ツマグロヨコバイ・イナズマヨコバイなどは稲の害虫として知られる。《季 秋》

動物名辞典

横這

読み方：ヨコバイ（ｙｏｋｏｂａｉ）

ヨコバイ科の昆虫の総称

季語・季題辞典

横這

読み方：ヨコバイ（ｙｏｋｏｂａｉ）

ウンカによく似たイネの害虫

季節 秋

分類 動物

ウィキペディア

ヨコバイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/08/01 02:45 UTC 版)

ヨコバイ（横這）は、ヨコバイ科 Cicadellidae（カメムシ目・頚吻亜目）に分類される昆虫の総称。セミ類に近い一群で、それを微小にしたような姿をしている。学名も Cicada（蝉）+ ella（縮小辞）で「小さいセミ」の意。日本語では、歩くときに横にずれながら移動するため「横這い」の名が付いた。イネの害虫として知られるツマグロヨコバイや、一部の地域で「バナナ虫」という俗称で知られるツマグロオオヨコバイなどもこの科の昆虫である。幼虫、成虫とも植物の液汁を吸う生活をしているためしばしば園芸植物や農作物にとっての害虫とみなされる。古典的な分類ではカメムシ目・ヨコバイ亜目に分類されるが、ヨコバイ亜目は側系統群であることが明らかとなっている。

Weblio日本語例文用例辞書

「ヨコバイ」の例文・使い方・用例・文例

• ヨコバイによって感染する腫瘍ウイルス
• ヨコバイ類
• オオヨコバイ科と同一の広がりを有し、いくつかの分類では区別されない小さなヨコバイの科
• ヨコバイの一種
• ヨコバイやアワフキに近縁だが、栽培植物に被害を与えることは滅多にない
• ツマグロヨコバイという昆虫

Weblioカテゴリー検索

Weblioカテゴリー／辞書と一致するものが見つかりました。

• ウンカ・ヨコバイ図鑑 - ウンカ・ヨコバイ識別ミニ図鑑